ケアンズで最後のフリーの日。今日はもう一つの世界遺産グレート・バリア・リーフを見に、Quicksilverでアウター・バリア・リーフ・クルーズに参加した。
12月30日 晴れ
Quicksilverはポートダグラス発ということもありケアンズからの日帰りクルーズでは最も北のエイジンコート・リーフに行く。Quicksilverはクリントン元大統領が乗船したことや、シドニーオリンピック時に聖火を運んだことでも有名。
最初は両親達のために日本人クルーもいて食事にも定評があるという日本郵船の系列のサンラバー・クルーズに参加しようと思ったのだが、申し込んだのが28日だったため、すでに予約が一杯だった。次善策として旅行代理店が提案したのがQuicksilverのツアーだった。
催行: Quicksilver(A$175)
ツアーの見所:
グレート・バリア・リーフに行くツアーなので見所は広大な海と珊瑚の美しさだ。だがマリンスポーツをしない人でも、往復の船内やエイジンコート・リーフに浮かぶ世界最大の2階建てポントゥーンに設置されたセミ・サブマーシブル(半潜水艦)やグラス・ボトム・ボートなど楽しめる内容になっている。
ツアーの内容:
朝8:05、ケアンズ市内ホテルで送迎バスがPick Up。一路海岸線をパームコーブ経由でポートダグラスへ向う。駐車場には何十台というバスが止まっており、参加者に対してドライバーは何回も帰りのバスの番号を間違わないように!と繰り返す。(実際に帰ってきてみた時にその意味がよくわかった)
(@マリーナ・ミラージュ、後ろに写っているのがQuicksilver)
アクティビティーのスケジュールは以下の通り:
9:30
乗船開始とともにモーニングティー/コービーのサービスが始まる。シャイな日本人は無料(というか料金に含まれている)ということを知らずにとりそびれる場合があるので、家族に話しておく。実家の母は要領がよいのと、私と一緒に何回も海外旅行をしたことがある経験上、私が言う前にさっさとクッキーとコーヒーを確保していた(笑)。
10:00
アウター・バリア・リーフへ向けてマリーナ・ミラージュを出港。約1時間半で到着するまでの間、船内では海洋生物学者によるスライドをつかったリーフの説明がある。しばらくすると日本人のスタッフとおぼしき女性が”体験ダイブをしませんか?”と聞きにきた。実は直前まで体験ダイブをするかどうか夫とも話していたのだが、結局水着も着替えも化粧品も持たずに乗船。その旨を言うとウェアを貸してくれるという。夫はやる気満々。なので、妹と弟もやるなら、という条件で参加することにした。妹と弟はすんなり落とされて申し込みにやってきた。
(船室外は風が強い)
船内でPADIの体験ダイブ申込書に記入していく。正直な私は既往歴の”喘息”という欄にチェックしてしまった!! これを見た現地スタッフの様子を見て内心、ヤバイかなぁと思ったがやはり勘は正しかった。勧誘に来た女性スタッフ(ダイビングインストラクターと判明)が私だけは既往歴があるためいくら小児喘息だったといっても医師の診断書がないとダイビングさせるわけにはいかない、と説明。ごねても無理だと観念し、3人を見送った。まぁ、両家の両親達の世話をするのもありかと思っていたので、仕方ない。
正午前
アウター・バリア・リーフ到着。外国人たちはさっさとポントゥーンへ移り、思い思いに楽しんでいる。
12:00
食事(ビュッフェ形式)がはじまる。 のろのろしていた私達はポントゥーンへ移動する前に食事がはじまったので先に済ませることにした。夫と妹・弟が13:00から体験ダイビングをするので、彼らはさっさと食事を済ませて12:45にはスタンバイのためにダイビングへ向った。
(昼食は13:30終了だが、ダイビングの時間などに応じて食事を残しておいてくれるサービスもあり)
14:25の出航までは自由時間。
予定がなくなった私は13:00頃から両親4人を連れて、まず半潜水艇(セミサブ)というポントゥーンの周囲を1周する乗り物に乗って珊瑚礁を観察することにした。セミサブは15分毎に海上デッキの前方乗り場から出発する。所要時間はおよそ20分程度。海面でシュノーケリングを楽しく人々も見える。
(セミサブの中 / 外は珊瑚礁)
ところでポントゥーンとは巨大な浮き桟橋のことで、船はポントゥーンに横付けされる。浮き桟橋といっても長さ50m以上、幅も25m以上と巨大なものが多く、ほとんど揺れることはない。
ちなみにQuicksilverの場合、エイジンコート・リーフの北と南にポントゥーンを1つずつ持っているらしい。私達の参加した日は乗客数が多かったため、2艇出ていた。どちらのポントゥーンに滞在したかは不明。日本人の女性スタッフは体験ダイビングを勧めてくれた1人だけで、彼女曰く、日本人は通常別の艇に割り振るそうである。何故私達が主に外国人向けの艇に割り振られたか・・・夫は受付で英語を話したからだというが、私は単純に参加者が多かったからだと思っている。
両親はそれぞれ、ポントゥーン上でのんびり過ごしている。せわしい私は、体験ダイビング組3名の帰還を写真に残そうと、待機する。しばらくすると・・・上がってきました。皆嬉しそう(笑)かなりタンクも重いようで、妹は”重い~”と繰り返していた。
(無事帰還。皆満足げ)
隣にいた外国人男性はファンダイブ組だったようで、3人を待っている間ちょっとだけ話していたが、体験ダイブ組が戻るとすぐさま海中に消えていった。
目前でダイビングを断念せざるを得なかった私に同情したのか、あの女性ダイビングインストラクターが無料でウエットスーツを貸してくれるという。それがあればシュノーケリングはできる・・・ご好意に甘えてウエットスーツを着ることにした。もちろん水着なしなので、中には何も着ていない状態。 ところがはじめて着るウエットスーツはパンパンでなかなか着ることができない。”私ってこんなに太ってたかなぁ”と思いながらやっとの思いで着た後は何も考えずシュノーケリングを楽しんでいた・・・と、手を引っ張る人が。私が泳ぎが苦手だというのを知っている夫が心配して救命胴衣をつけさせようとポントゥーンデッキに引き戻したのだった。これぐらい大丈夫・・とは思ったが、何分背泳ぎしかでみない身なので、おとなしく、周囲の子供と同じように救命胴衣を身に着けた。弟と妹は満足だがお疲れモード。というわけで疲れ知らずの夫が手をひいてくれてしばしシュノーケリングで本場グレート・バリア・リーフを楽しんだ。義母から”泳げてよかったねぇ”と声をかけてもらうぐらい楽しそうに泳いでいたようだ。
(シュノーケリングデッキのところで集合)
しかし、ものの20分ほどで着替えて出航の準備をしなければならない時間に。シャワー(真水)で取り敢えず髪の毛の塩分を落とし、時間がないので更衣室には夫と二人で入って大急ぎで着替えた。これは大正解。着る時以上に脱ぐのは難しく、お互いに引っ張って脱がせあわないと全く脱げなかった。タオルも持っていっていなかったので船内でレンタルした。
14:45
出航準備。船の警笛を合図に皆、ポントゥーンに残されぬよう船に戻る。
戻るとバーにはチーズとクラッカー、果物が用意されている。皆一様に取って行くため、あっという間になくなる。
14:50
人数確認。
15:00
ポート・ダグラスへ向け、リーフを出発。
帰りの船で船室外に出ていると波がすごく、何故か私が思いっきり波をあびて乗客・乗員の笑いをかっていた・・・
船室内では体験ダイビング時のビデオが販売されている。夫が内容を見てよければ買う、というので、妹・弟と4人でビデオを見ていたら・・・次第に船酔いしてきた。それまでは大丈夫だったのに・・・余りに辛いので死んだように座っていたら、海洋生物学者の女性が "Are you OK?"と聞いてきた。OKな訳ない。確か船内には酔い止め薬が常備されていたはず・・と思い、”船酔いしたので薬をくれ!”というと、立ち上がり、お手拭と氷(紙コップ一杯)を持ってきてくれた。そして”It's too late. Suck the ices”というので、言われたとおり氷を噛んでいると・・・おさまってきた。妹もビデオを見て気分が悪くなってきたというので、夫に氷を持っていかせる。
16:30
ポート・ダグラスのマリーナ・ミラージュに到着。
16:55
ポート・ダグラスを出発、ケアンズへ向う。
18:30
ケアンズ帰着。
ツアーに参加した感想:
船に弱い人は酔い止めを飲んだ方がよい。ポントゥーンはほとんどゆれないので、到着後はすぐにポントゥーンに移った方がよいだろう。外国人は老若男女問わず、スキューバダイビングやファンダイブ、など積極的にアクティビティに参加していた。夫が”父を(ダイビングに)引き込めばよかった”と後悔していた。というのも島育ちの義父は泳ぎが大好きで得意だから、自分も海に入りたそうだった、らしい。そういう場合も含めて準備をしていくのが賢明。
帰りのバスを見つけるのに苦労したが、8人いれば誰かが覚えているもの。無事自分達が乗るバスを見つけることができた・・・が、朝の場所とは異なる場所に駐車していたので、これについては要注意。置いていかれることはないと思うが、バスがわからないと心細くなる。
おまけ:ケアンズ市内は雨が降っていたようで、私達が帰る頃、空には大きな虹がかかっていた。最終日に虹、何となくいい感じ。
Posted by noriko at December 30, 2002 05:55 PM






