義太夫節というと歌舞伎で見たことしかない。夫から誘われ、体験教室に申し込んでみる。
場所は東銀座のとあるビル。以外にも若い男性の参加者が多い。年配しかいないと思っていたので、ちょっと驚いた。今日の講座が終われば中級コースに参加する資格があるという。正座をしていると足がすぐしびれて立てなくなるので、予め足を崩す旨、許可を得る。
今日の義太夫節の講師は女性だ。女義太夫というらしい。演目は仮名手本忠臣蔵の”裏
門”の段。歌舞伎では”道行旅路の花聟”という舞踏劇として演じられる。
裏門のあらすじ:
塩屋判官の近習早野勘平が腰元のお軽と逢い引きしている間に殿中で刃傷沙汰が起こり、主君の大事の場に居合わせられなかったことを恥じて切腹しようとする勘平をお軽が必死になだめて実家へ連れていく。
はじめは背筋を伸ばして正座。気持ちも引き締まる。講師が一通りやってみる。すばらしい!が、こんなの2時間やそこらの講座でできるようになるの??
幾つかのパートに分けて実際に声を出してやってみる。皆真面目にやっているので結構素人ながら様になる。正直驚いた。
要所要所で講師がコメントし、それを書き取る。そして実践。
最後の方になると、だんだん気持ちがよくなってきた。隣で夫が音をはずしてもご愛嬌。床本の原稿には書き込みが増えており、”裏門”の場の舞台が目の前にあるかのように光景が浮かぶ。これが義太夫の醍醐味なんだなぁ。
普段声を出すことが余りないが、腹式呼吸でないとのどをつぶす。だから呼吸法が大切で、ひいては体にもよい。ストレス発散になる。
夫に引っ張られた形で参加したが、よい体験だった。これからの観劇にきっと影響を及ぼすだろう。
Posted by noriko at August 23, 2003 07:47 AM




