September 02, 2003

はじめてのCebu(出発編)

やっと9月に5営業日連続休暇がとれることになり、旅行先に選んだのがフィリピンのセブ。知人のダイビング・インストラクターに会いに行くことが大きな目的だった。

9月2日火曜 晴れ

朝目が覚めると晴れている!ラッキーだ。これ幸いと洗濯に掃除、布団干しを午前中にやった。私は海外旅行など数日家を空ける時には布団を干してシーツを洗濯したくなる。何故旅行前にやるか・・それは帰宅後、気持ちよく眠れるからである。

成田空港の集合時間はお決まりの出発2時間前、12:55だったがフィリピン航空のマブハイマイルに加入しスポーツプラス(*)という特典を申し込まなければならないため新宿10:42発の成田エクスプレス15号に乗ることにした。
(*)フィリピン航空ではゴルフやダイビングなど重い器材を持ち込む人達用に、スポーツプラスという救済措置を設けている。エコノミークラスなら通常機内預け荷物20kg(といっても25kgぐらいまではOKの場合が多いが)のところ、ダイビングなどの器材を20kg追加料金なしで預かってくれる。ただし、日本円で年8000円のスポーツクラス加入費用は必要(米ドルなら60ドルなので、今の為替では米ドル払いの方が得だが、成田空港で申し込む場合は円しか受け付けない)。要するに1年分として8000円支払えば、20kg+20kg=40kgの荷物は追加料金なしで預かってくれるというわけ。私達のようにダイビング器材を1つのトランクに入れ、そのほかを普通のスーツケースに、というように2つに荷物を分けていれば、夫婦いずれかがスポーツプラスに入っていれば合計60kgまではOK。当然夫に払ってもらったのだ。

新宿駅まではタクった。普段ケチな私だが、2つで50~55kgあろうという荷物を階段しかない小田急や営団地下鉄で運ぶなんて疲れることはしたくない。無線タクシーを頼んだ。家を出る時間が遅かったにもかかわらず運転手さんが地の利に明るい人(地元の人)だったことが幸いして余裕をもって新宿駅に到着。運転手さん、どうもありがとうございます。

みどりの窓口でチケットを買おうとしたら驚くべきことに指定席が売り切れ!はじめてのケースだった。平日なのに何故だろうか・・仕方がないので立ち席を購入。新宿駅にはエレベーターがない・・からエッチラオッチラ階段を降りるしかない。ホームで待っていると、ず~っと向こうに成田エクスプレスが!危ない危ない。ホームが長いと電車がどこに止まるかを知らずに乗り過ごす人もいるんだろうなぁと思った。

今ひとつ体調がすぐれぬ夫は反応も鈍い。私があせって走って飛び乗ったのにぼ~っとしてる。これは体で止めるしかないか?!と思ったがまだ出発時刻までには間があった。

成田エクスプレス内は海外旅行に行く人、または帰国する人でごったがえ。でもみんな何か楽しそうだなぁ。隣の人を除いてだが。どうも熱っぽいからかお腹の調子がよくないからか、夫はぶすっとしている。機嫌が悪いときは触らぬ神に祟りなし、と決め込んでいるのでおにぎりとコーヒーを車内で食べて私もぼ~っとして過ごした。

成田空港第二ビルに11:56到着。薬局があるのでリップクリームと正露丸(夫のため。万全を期して)、そしてアルフェミニ(ドリンク剤)を購入。私だって昨日は月初で忙しくてバテてるんだ。ここで共倒れになってはいけない、と思い、その場でドリンク剤を飲み干した。

早く着いた分、余裕があるので、早めにチケットを団体カウンターでゲット。あれ?同じツアーにあと二人いるなぁと思いながら荷物のチェックインをさっさと済ませた。荷物2個で50kg超えている。1kgにつきオーバーチャージは1500円なので、15000円。つまりマブハイマイルのスポーツプラスに入る方が安いのだ。登録をしなければ・・でもJALのカウンターのお姉さんは余り詳しくないようで色々とお手数をかけてしまいました。

無事登録を済ませると朝から何も食べていない夫に何かを食べさせなければ・・と思い、讃岐うどん屋さんへ行く。おなかはすいてないのだが、私が入らないと食べない、というので(いつもそうである。子供じゃないんだから自分一人で食べればよいのにと思う)、付き合いで一番シンプルな生醤油に。でも結構おなかにくるなぁ。

今日成田空港でやることは他にもある。ゴールドカードを持っていると特別ラウンジで時間をつぶすことができる。海外で利用したことはあるのだが、ソフトドリンクは無料、読むものやインターネットなどがあるし、ソファーでのんびりできるのでちょっとよい感じ。でも時間が余りないので二人でジュースを1杯飲んで、あわただしく出国審査へ。こういうところが貧乏症っぽいなぁと自分の性格を再認識。

そこへ実家の母から携帯に電話がかかってきた。必ず海外旅行に出かける際には旅行の日程や滞在先、連絡先を実家に知らせていくことにしている。昨晩もファックスをして確認の電話を入れたのだが、もう寝ていたらしく、無愛想だったことに反省して電話をかけてきたという。取り敢えずお決まり文句(気をつけて、喧嘩しないで・・)を聞いておく。

出国審査は最近簡便化されたため、比較的スムーズ。時々外国人の女性が列に割り込んだりすることがあってムムッ?!と思うこともあるが、今日はその手の人はいないようだ。

免税店を覗きたいのだが夫を付き合わせるのは明らかにかわいそうなので、ターミナルで待ち合わせることに。

成田空港の免税店は今ひとつなんだなぁ。関空の方が広くて品物もたくさんある。結局2つ買えば1つおまけ、というお決まりの文句につられてお目当ての香水+アルファを購入するにとどまった。コスメフリークならあれとこれ、と迷わず買えるだろうが、私のように化粧にバリエーションがない人間にとって無用なシャドー(アイシャドー)を購入するには背中を押す人が必要だ。母と旅行するときは母が、夫と旅行するときは夫がその役目を果たすのだが(要するに買っとけば?とかこっちの方がよい、などのコメントをする人)、今日は私一人。色々眺めて見たものの、ここで買っておかなければ、という必要性もなかったので、まぁいいか。

そうこうしているともう、ターミナルで搭乗アナウンスが流れそうな時間。うちの夫くんは大丈夫かなぁと思って出発ターミナルへ行くとPCの前でぶす~っとして座っていた。でもインターネットで遊べたようでよかったよかった。
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(PR433便と搭乗ターミナルのインターネットで暇つぶしをしていた夫)

フィリピン航空は機種がエアバス330か340。まぁ、無難な線かな?でも機内販売がないことには驚いた。機内食はHPでチェックしていたので別段変化があるわけでもなく、印象に残ったのは和菓子(餡入りカステラ)とドライマンゴーが出てきたことかな。機内の映画も楽しいもので、往きの便は英語のみ。普通成田発着なら日本語もあるのに珍しい。でも耳をならそうと思って英語で聞いてみたが、結構わかるしおもしろい。日本語がないとあきらめた夫は見なかったらしい。

私達はセブ直行便を選んだので到着は18:55(日本との時差は1時間。日本より1時間遅い)。入国審査などを経て出迎えのブルーコーラルというダイビングショップの神田真児さんを探したら・・すぐに見つかりました。HPの写真通り。真児さんは2002年の海外ダイビングガイドNo.1に輝いた業界では有名人?!である。

いわゆるコテコテの関西弁でややびっくりしたが、確かブルーコーラルの社長は江坂(大阪ではじめて東急ハンズが出店した場所)出身だった・・と思いきや、出身は広島だそうだ。大阪の友達が多いので関西弁になっているらしい。そういえば、西日本は語尾が違うことを除けば、イントネーションはさほど変わらない。

和歌山「何とかやよぅ」、大阪「何とかやし、何とかちゃうんか、何とかや」(大阪は地域差が大きく一般化できません)、京都「何とかどす、何とかしよし、何とかしはる」、神戸(特に三宮から西)「何とかしとぅ」、岡山「何とかじゃけん」、広島「何とか・・・」忘れた。でも似ているのだ。

真児さんはさすがに客商売とあって私達を飽きさせないようにしながらもう一組のお客さんを探している。”大変ですねぇ”というと、”これも毎日やってると楽しくなってきてね。あっ、あの人かなぁ・・この人かなぁ・・なんて考えてると飽きないんですわ”とお見事な答え。

最後のお客さんが出てきたなぁと思ったら、その人たちがもう一組の人だった。両替所で時間がかかったらしい。

さぁホテルへ出発。事前に新さん用に持ってきたヨーグルト菌(要冷蔵)を入れるためにクーラーボックスを用意してくれている。お土産の大きさはタバコの箱ぐらいなのに、バーベキューで飲み物を冷やすみたいな大きなクーラーボックスが積まれていた。真児さんが”これまでいろんなお客さんいたけど冷やすもの持って来いっていわれたんは初めてやからすごい期待してる”とプレッシャーをかけるので冷や汗ものである。日本のビールでも持ってきたと思ったのかなぁ。でもちゃんと別に色々持ってきたから許してね。

マクタン空港から20分ほどでセブ市内のホテルに到着。今夜の宿はGarwood Park Hotelというセブ市の中心地に位置するビジネスホテルのような感じ。隣に24時間営業のドラッグストアあり、迎えにRobinson'sというセブで一番初めにできた百貨店もある(営業時間は20時まで)。チェックインした後、明日からの打ち合わせを簡単にして真児さんと別れる。

やや体調不良の夫のことを考えて夕食はホテル内で済ますことにした。そうそう、今回のツアー、ダイビングをしない日以外は朝昼夕全て食事つきなのだ。期待せずにまずはサンミゲルで乾杯。50ペソだから110円ぐらい。軽い味で飲みやすい。夕食はスープにはじまりメイン、デザートと一応の体をなしている。コーヒー中毒の夫は当然コーヒーも追加で頼む。45ペソ。ビールと変わらないが変な酸味がなく予想以上においしかった。
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(ホテル内のダイニングルーム)

部屋に戻るといきなりシャワールームでコッキー(ゴキブリ)が・・ギャ~と叫べど夫の反応は鈍い。”それで?””ふぅ~ん”だって。こういう時に男がいるんだろうが!頼りにならん。トイレットペーパーをぐるぐるにして押さえつけ、成仏してもらいました。出た場所が悪かったねぇ。

このホテルは1泊だけなのでとっととシャワーを浴びて寝よう、と支度をしていると仕事中毒の夫はPC持参で部屋の電話回線からメールが読めないとブツブツ言っている。そういうヤツは放っておくに限る。明日は早いんだぞ!食事とチェックアウトを終えて6時には出発なんだ。
シャワー、シャワー・・・ところがぬるま湯しか出ない。昔、海外の安いホテルではお湯が出ないなんてガイドブックで読んだことあるけど、まさかねぇ・・でもぬるい。寒くて風邪ひきそうだ。
ひたすら待っていると次第に温かくなってきた。後からシャワーを浴びた夫は冷たいとのたまう。これでもましなんですから・・早く寝ようね、とさっさとベッドに入ったが(ツインです)何故か色々話し込んでいたらいきなり電気の音が止まる。停電だ。あぁやはり早く寝ていてよかった、と話しているうちに復活。これだから安ホテルはスリリングだ。もう寝よう・・

Posted by noriko at September 2, 2003 11:46 PM
コメント

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私もブルーコーラルに3年前お世話になりました。
そのときシンジさんがガイドでしたよ

Posted by: toniyan at September 2, 2004 03:17 PM

toniyanさん、コメント有難うございます。

今回私達もシンジさんと一緒に潜りました。シンジさんは現在、ボホール島でブルーコーラルからのれんわけ(?)したGood Dive ShopのPresidentになってますよ。
また記事に書いていきますので、よろしければお立ち寄りくださいね。

Posted by: のりこ at September 7, 2004 09:47 PM
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