先日日本でも発見された鳥インフルエンザ。人間への感染については様々な意見があるようだが、ベトナムは人間への感染拡大で国連に支援を要請している。
ベトナム、国連に支援を要請-鳥インフルエンザの感染拡大で
1月13日(ブルームバーグ):国連は13日、鳥インフルエンザの感染拡大を受けて、ベトナム政府が国連に支援を要請したことを明らかにした。
世界保健機関(WHO)によると、ベトナムの首都ハノイの周辺地域では昨年10月以降、14人(うち13人は子供)が重い呼吸器障害を発症。うち死亡した3人は鳥インフルエンザが原因だったことが確認された。ほかの11人の障害の原因は明らかになっていない。
(出典:ブルームバーグ)
3年ほど前にベトナム旅行に行った際。ホーチミンからダナン経由でハノイまで縦断した。ベトナム料理は何を食べてもおいしいのだが、庶民的なフォーという米を材料とした麺が特においしくて、中でもフォー・ガーという鶏のフォーばかり食べた覚えがある。
昔の日本でごく普通にそのあたりに犬や猫がいた頃のように、ハノイでは街中で鶏を放し飼いにしていた。あれがフォー・ガーやその他、おいしく頂いた鶏肉料理になるんだなぁ・・・と思いながら観光したのだが、鳥インフルエンザが人にも感染する状況は整っている、ともいえる。
SARSをすぐに押さえ込んだ国として名を馳せたベトナム。今回は鳥インフルエンザの感染をいかに食い止めるか、政府の手腕が試されている。
<追記>
不用意に恐怖心をかきたてるものではないが、鳥インフルエンザによる死亡率はSARSより高いという。ただし統計の母数が少ないので信憑性には疑問が残るが…。
WHO:鳥インフルエンザはSARSよりも脅威になる可能性があるPosted by noriko at January 14, 2004 12:03 PM | トラックバック
1月14日(ブルームバーグ):世界保健機関(WHO)は14日、アジアで発生している鳥インフルエンザが人から人へ感染した場合、重症急性呼吸器症候群(SARS)よりも人間にとって脅威となる可能性があることを明らかにした。WHOの在マニラ(フィリピン)広報担当、ピーター・コーディングリー氏がブルーム バーグ・ニュースとの電話インタビューで答えた。
同氏は、「もし、このH5N1型ウイルスが人間に感染した後に通常の非常に感染力の強いインフルエンザウイルスと結びついた場合、非常に伝染性の強い 悪性の病原体になる可能性がある」と述べ、「これは最悪のシナリオだ。このウイルスは明らかに人を死亡させる可能性がある」と語った。
同氏によれば、ベトナムでは鶏から鳥インフルエンザが直接人間に感染。感染した可能性のある14人のうち、最大12人がこのウイルスにより死亡したという。昨年から鳥インフルエンザが発生している韓国、今週に入って報告された日本も含め、今のところは人から人への感染は確認されていない。
1918年から1920年にかけて流行したスペイン風邪では2100万人以上が死亡したとされ、第一次世界大戦の死者を上回ったとみられている。疫学者や公衆衛生当局者はインフルエンザが変異することにより、似たような最悪の事態が発生することを懸念している。
香港ではすでに、現地で飼育されている鶏にH5N1型ウイルスに対応するワクチン接種を義務付けている。同地域で1997年に発生した鳥インフルエンザでは、18人に感染し、うち6人が死亡した。
コーディングリー氏によると、これまでの数少ないケースから計算された鳥インフルエンザ死亡率はSARSよりも高い。SARSでは感染した8098人中約10%が死亡している。
(出典:ブルームバーグ)





