February 24, 2004

『13歳のハローワーク』を読む大人

5年、10年先の自分の姿を意識して生活している人ってどれくらいいるのだろうか?私は自分の将来像がまだ見えてこない。先日amazonで購入した村上龍の『13歳のハローワーク』をベッドサイドに置いて、寝る前に気になるページを読んでいる・・・。

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正直、小学生か中学生の頃にこういう本が欲しかった。『~になる本』みたいなものはあったが、一つ一つの職業に分かれていたので意思がはっきりしない優柔不断で目的意識の低い私は一冊ずつ手に取っては棚に戻した記憶がある。

もういい年なのに・・・と考えるのか、それともまだまだ先がある・・・と考えるのか?私の場合、何かから逃げたくなると色々と考える傾向にあるので、仕事がうまくいっている時こそ、こういう本を読んで自分の将来について考える機会を持つべきだと思っている。

夫も私も子供は欲しいと思っているものの、今の仕事を続けながら+今の私の体調(服薬し続けながら)では、なかなか自然のままに・・・というわけにはいかない。少なくとも2年は働いて、将来に向けた準備資金を貯めることは決めているのだが・・・。2年というのは、話力総合研究所で研修生として2年間、所員試験を受験するまでの期間を考えてのことでもある。

何かこれがやりたい!というモチベーションが高まれば事態は急転すること必至なのだが。

「自分が好きな仕事に就いている人は幸せだ」と言うと夫は「今の仕事のどこが不満なの?」と聞く。遣り甲斐、人間関係、収入、この3要素が全てバランスよく整っている仕事はそうそうない。正直、今の仕事はこのバランスがとれている。でも5年、10年続けられる仕事だとは思わない。

先日かかりつけの医者に「逃げ続けることは出来ない、と考えるのではなくて将来の軸をしっかり持っていてちょっと遠回りすることは悪いことじゃないんだよ」と言われた。私にはこの"将来の軸"がない。だから不安。忙しければそのときは忘れるけれど、体調を崩したりして弱気になると現実に目が行く。

自分が何をしたいのか・・・見えないまま年だけとってしまった私にとって、『13歳のハローワーク』は何かの道を示してくれるのかもしれない。

Posted by noriko at February 24, 2004 11:07 PM | トラックバック
コメント

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キャリア・プランを持つことは重要なのですが、それに縛られるのはまずいと思うですよ。

で、人によって価値観はいろいろで、収入は半分だけど好きな仕事がやりたい、とか、仕事は好きじゃないけどプロとして仕事はこなすので収入がいい、とか、ホント人それぞれだと思います。

5年、10年続けようと思うと負担がでかいので、気づいたら5年だったとかそういうのがいいですよね。

自分の将来ってすごい長いスパンだと、考えられる人と考えられない人がいるので、、まずは自分が把握できる期間、例えば一ヶ月でもいいし3ヶ月、6ヶ月でもいいのですが、その期間中のゴールを設定して何かトライしてみるのがいいと思います。

で、それがうまくできたら次は少し期間を長くしてちょっとゴールを高くして・・・

基本的に、誠心的に仕事はやりたいと思っているとは思いますが、どこかいいかげんなところがないと長く続かないので、いいかげんでやってても仕事は成り立つようにできるようになると本当のプロといえるのかもしれません(この場合にいいかげんは、「いい加減」です。さじ加減ですね)

うーん、真意が伝えられてないな。詳しくはMSSGで。

Posted by: nagasawa at February 25, 2004 12:25 AM

目標を持っていくのは大切なことだと思いますが、計画はあるようでないようなものだと思います。ただ一生懸命、毎日を生きて行くだけです。ふと気が付いたとき、もし自分が考えられなかった場所にいても、そこはきっと幸せな場所だと思います。もっと肩の力を抜いてもいいと思いますよ(^^)ニコ

Posted by: mama at February 25, 2004 01:21 AM

モダシンさん

>どこかいいかげんなところがないと長く続かないので、いいかげんでやってても仕事は成り立つようにできるようになると本当のプロといえるのかもしれません

そうですね。多分さじ加減が下手なんですよ、私。仕事に対して誠心的でも、これまでは周囲の目を通してそれを判断してきた所が多分にあると自覚しています。だからどんなに一生懸命にやっても自己満足すらできず、プロ意識も芽生えない。一言で言ってしまえば性格の問題、なんですが、もっと自分を大切にしながら自己満足できるようになりたい、視野を広げたいものです・・・。

mamaさん

>もっと肩の力を抜いてもいいと思いますよ

そうなんですよね。肩に力が入りすぎてることは自覚しています。自然体で生きていければ、もっと自分の感情や欲求に素直になれるのに、疲れる性分です。最近は、そうした自分を嫌いになるのではなく、受け入れつつガチガチの肩を伸ばしはじめることを習っているところ・・・といった感じです。子供の頃からどうやって育ってきたかが性格形成に大きな影響を与えるんだなぁということが、自分を見ているとよくわかります。

Posted by: のりこ at February 25, 2004 11:40 AM

こんにちは。初めまして。

私もこの本を見ました。500種以上の職業が載っているってすごいなぁと思いましたが逆にちょっと窮屈さも感じました。
ここにこうやって自分の好きなものから探せる職種を載せるという発想は面白いと思うのですが、違った見方をすれば与えられたここからしか仕事を見ないような気がしたんです。急に枠にはめられているような気持ちになりました。もっと自由な発想でいたい、というか。
本当に好きなものが見つかってその道に進みたい、と思ったらまず自分で調べてみる、色々なものが見えてきた中から自分はこれがやりたい、っていうものがわかればいいのになぁ、職業の名前は後から付いてくるものなんじゃないかと思っています。

無駄なように見えたものがある日リンクしてくる、ということありますよね!たくさんの道を歩いた分だけ自分の中の引き出しが増えて使える時がやってくる、色々な思いや色々な経験が無駄になることはない、と信じています。

Posted by: yocchi at February 25, 2004 07:55 PM

TBありがとうございました。
私、実はこの本これから買うんです(恥)。ずっとアマゾンの籠に入れてあり、クレジットカードの支払いの少ない月に買おうと思ってます。

 ところで、私も子供ができるまで、生活に困っていなかったので、仕事に対して曖昧な気持ちがあった様です。
ところが、夫を失い、子供を出産すると、今はあっという間に「お金」のために働く事になりました。
 夫の収入を失ってみて気づいたのは、労働の対価として賃金を貰って当たり前。だけど、5年後にはもっと多い賃金を貰うために、賃金以外の「価値」を貰いたい、と考える様になりました。自分を品物だとすると、付加価値つけて5年後にどう高く売れるか。。。
 50歳代になったら潤いと余裕のある生活がやってくる事の為に、今頑張っておきたいとか思う今日この頃です。ちょっとアクセクしてますね(笑)。早死にしない事を祈ってます。

Posted by: buonobuono at February 25, 2004 10:13 PM

yocciさん

はじめまして。コメント有難うございます。確かに本は本でしかなく、他人の意見は自分の意見ではないですね。これまでの人生で経験してきたことは無駄ではないにしても、経験しなくてもよかった苦労もなきにしもあらずなんです。今、何を迷っているかというと、安定を求めているけれど安定なんてない、興味があることは全て時間と知能と運が必要、というわけで・・・ただ迷ってばかりいても時間が過ぎるだけなので、夫に背中を押されつつ何か行動に移すことになると思います。

buonobuonoさん

コメント有難うございます。サイトを拝見しました。とってもパワフルでバイタリティを感じます。昔の自分を見ているような感覚に陥りました。でも私の方が目的意識もやる気も低かったですが。私は恐らく今の"むにゃむにゃ"した状況を打破すべく、あがいて休んでまたあがいて・・・を繰り返すことになると思います。多少の無理はしないと現実世界では生きて行けないですから(笑)

Posted by: のりこ at February 25, 2004 11:10 PM

>周囲の目を通してそれを判断してきた所が多分にあると自覚しています。だからどんなに一生懸命にやっても自己満足すらできず、プロ意識も芽生えない。一言で言ってしまえば性格の問題、なんです
#takerattaも痛感しています。
完璧主義なんだと思うのです、でいつも満たされないなにかが自分をどんどん駆り立てる。
これって性分というか性格が大きい要因だと思いました。
等身大で、やっていけると素敵かなって思ったりもしました。

Posted by: takeratta at March 5, 2004 12:22 AM

takerattaさん

心療内科の医師にカウンセリングを通じて言われたのですが、周囲の目を気にするという考え方は子供の頃に身についたもので、なおそうと思ったら子供の頃から現在までの現実を受け入れることからはじまるそうです。私の場合は、"親に褒めてもらいたい"とか"かわいいと思ってもらいたい"と考え、親が喜べば嬉しい思っていましたので医者の言う通りだと思います。

ただ、親もそうして欲しいと思っていたわけではなく、親の目を気にせず育った人もいるわけです。その医者曰く、結局私のような考え方は受け身=被害者意識が強い=自分で責任を負わない楽な方を選んでいる、というように分析されるそうです。これも確かに「親がこうだったら」なんて言い訳であって、「自分はどうなの?」という自己責任を回避してるんですよね。

私は少しずつ自分のカラを破りながらなんとかやっています。長年かけて培われた性格ですが自分の性格なので、長年かけて自分の思う方向に修正していけたらいいかな?と思ってます。

Posted by: のりこ at March 5, 2004 12:47 AM
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