夫から借りた41刷目『バカの壁』。数学的な所は飛ばして読んだけれど、思ってた内容とはちょっと違っていたかな。
『バカ』は『わからない』ということ。物事を様々な方面からみないでわかった気になったり、または固定観念から盲目的に何かを信じると養老孟司さんの言う所の『バカの壁』の中で暮らすことになる・・・こんな事を人の脳への情報の入出力という面から説明していました。
印象に残ったのはピーターバラカンさんの言葉。『日本人は雑学と常識を混同している』。常識ある人って確かに色々な事を知ってるけど、モノを知ってるだけでは知識の集積でしかなく、常識(コモンセンス)は『誰もがそうだと思えること』。無知の知とはよく言ったものだと思います。
Posted by noriko at June 23, 2004 10:51 PM | トラックバック私は、この本読んでいないけど、
脳を一番活性化させるのは、感じることのはずなんだ。
なぜなら、感じるというのは、すべて脳への刺激。
一番怖いのは、感じているはずなのに、
その刺激をゆがめて認識してしまうこと。
野猫さん、こんばんは。
>脳を一番活性化させるのは、感じることのはずなんだ。
同感です。私はこの本、字が大きくてば~っと読んだ(読み飛ばした?)だけですが、養老孟司さんは理系の人なので例えば"感じる"ことまたは"感じないこと"とは科学的に説明するとどういうことなのか?という理由付けを試みている、と思いました。脳の中の神経伝達物質がどう動いて・・・なんて感じのことがちょこっと出てきましたが、ほとんどが実例。
結局頭が凝り固まってしまったり、真実は一つなんて一元論的になってしまうと(=色々なことを感じなくなる、または感じることすら拒否してしまう)、狭い壁の中でしか生きられなくなってしまう(井の中の蛙)という結論に導いていましたね。
>一番怖いのは、感じているはずなのに、その刺激をゆがめて認識してしまうこと。
それがこの本でいうところの"バカの壁"の中で暮らしている、ということなのではないでしょうか?
Posted by: のりこ at June 25, 2004 12:20 AM




