帰省2日目は、新神戸からロープウェイ「神戸夢風船」に揺られ、布引ハーブ園に初めて行ってきました。園内は最近の台風や地震で園内は海から舞い上がった海水による"塩害"で茶色くなってしまった木々が散見されましたけれど、ハーブ園の方々の努力によって、中には閑散とした場所もありますが概ね楽しめる程度には残っています。
(ロープウェイ入口と頂上の展望台)
(茶に変色した箇所が塩害で枯れた木々/ ロープウェーの頂上から山を下る道沿いに月桂樹(ローリエ)が植えられています。‐アテネオリンピックではオリーブの木が冠として使われたそうです)
私はハーブに限らず香草が大好きで昔はミントやローズマリーをプランターで栽培してました。ハーブティーも大好き。
頂上に着くとほどなく1日2回ある無料ガイドツアーがはじまるというので夫と参加。ちょっとお腹すいてましたけど約1時間で見本園を案内してくれるというので参加しないわけにはいきません。
(中央の帽子をかぶった水色のシャツの女性がガイドさんです)
セージ、ローズマリー、レモンバーム、チャビル、フェンネル、ミント・・・知ってるハーブが食用、染色用、など主な効用に分類されています。ハーブの香りは鼻を近付けるだけでは駄目で、葉を軽く指先でこすってどんな香りかを体験していきます。例えばミントにもオーデコロンミントの葉をこすると、確に香水っぽい香りが、レモンミントはレモン系の香りが、そしてペパーミントはガムみたいな香りがします。
見本園にあった主なハーブ(順番は見本園の上→下へ)
● ワイルドストロベリー
● (バジル系)
シナモンバジル、スィートバジル(所謂バジリコ)、オオバレモンバジル、ブッシュバジル
● (セイジ系)
ゴールデンセイジ、パープルセイジ、コモンセイジ(別名「薬用サルビア」)、トリコロールセイジ、ベルグガルデンセイジ(ドイツで育成、コモンセイジと同属種)、スパニッシュセイジ、
● フレンチタラゴン(フランスでは"エストラゴン"と呼ばれる)、ウィンターセボリー、イタリアンパセリ、チャイブ、コモンタイム(ブーケガルニの主材料)
● (タイム系)
レモンタイム、シルバータイム、レイタータイム、タイム・シロバナクリーピング、クリーピングタイム
● スィートマジョラム、オレガノ、スィート・フェンネル、ローズマリー(マジョルカ・ピンク、トスカナブルー)
● (ラベンダー系)
レースラベンダー、イエローフラワーラベンダー、イングリッシュラベンダー(ヒドコート)、フレンチラベンダー(紀元前前から頭痛、気つけ、虫刺されなどに用いられていたと言われる)、白花フレンチラベンダー、スパイクラベンダー(石鹸やトイレタリー製品の香料として用いられる)、ラバンディンラベンダー(イングリッシュとスパイクの交配種)
● ヘリオトロープ、クローブピンク(別名カーネーション)、レディスベッドストロー、センテッドゼラニウム(ブルボン、レモンバーム、ラデュラ)、チコリ、ダイヤーズカモミール、ソープワート(和名サボンソウ)、アルカネット、マダー、フラックス(別名アマ)、サザンウッド、タンジー、マシュマロウ(*)、ワームウッド、コンフリー、アグリモニー、セルフヒール、ヒソップ、ヤロウ、セントジョーンズワート(うつ病に効くといわれる)、エレキャンペーン、レモンバーべナ、ローマンカモミール、ローマンカモミール・ダブルフラワー、カラミント、レモンバーム、ベルガモット、レモングラス、スペアミント
(見本園からさらに下っていくとガラス張りの温室のようなものやティールームがあります)
<コネタ: ソーセージ>
ドイツ料理で有名なソーセージ。これは"ソー(豚)+セイジ(ハーブ)"が名前の由来とか。
<マシュマロウ物語>
(*)お菓子のマシュマロは元来この根の粉末を水で溶いたゼリー状のもので、咽喉の痛みを和らげる効果があったが今では材料も製法も異なる。
「探偵ナイトスクープ」という関西系TV番組があります。視聴者から寄せられたこんなことをやってみたい、この謎を解きたい、これは何なの?などの葉書を元にお笑い系のタレントさんが質問を寄せた視聴者の?を解いていくという番組です。そこであるご主人からの「妻にハーブでマシュマロを作って食べさせてあげたい」という要望に沿って、布引ハーブ園が協賛でマシュマロウを使ってマシュマロを作ったことがあるそうです。放送済みなのでこれは関西在住の人なら見たことがあるかもしれません。ガイドさんが熱弁してましたが残念ながらガイドツアー参加者は皆反応が薄かった(苦笑)。
ツアーガイドが終わってレイトランチは展望テラスでガーデンランチを頂きました。ここはポートピアホテルが入っていて、味もそこそこです。予想外に人がいるのでやや意外でしたが、恐らく神戸に住んでる人より観光で訪れた人が大半なんでしょう(うちの実家からは誰も行ったことがないです)。
最後にショップを覗いてみました。ハーブや種をはじめとし、様々なグッズが販売されている中で、夫は不満気。どうやらハーブの本が見当たらないのがお気に召さないようです。自分でお店の人に聞けばいいのに・・・と思いましたが、私が尋ねてみると、現在売り切れとのこと。
私はハウスキーピングルームスプレー(ラベンダー)を1本購入(^^)
(後ろに写っているのはうちの庭で実った柿です:-)甘いか渋いか・・・は不明)
Posted by noriko at September 19, 2004 10:00 PM | トラックバックトラックバック、ありがとうございます。
夫婦そろって、ハーブがお好きなようで、うちと同じですね。
ここで買ってきたカチャマテ茶、なかなかおいしくて愛飲しています。
お好みで蜂蜜を入れてもいいかも。
関西ご出身なのでしょうか?
これをご縁に、これからもよろしくお願いいたします。
こちらからもTBしますね。
ではでは。
Posted by: Haru at September 25, 2004 11:27 PMHaruさん、はじめまして。コメント有難うございます。
私達は駆け足で異人館も回ったので、ハーブ園にいた時間は余り長くなかったのですが、ガイドツアーに参加してよかったです。カチャマテ茶は見つけてないですねぇ。何分、ショップは人だかりでなるべく早く買い物を済ませようと思ってざっとしか見てないので。でもマテ茶自体、効能は良く知られているので体によさそうです。
異人館はHaruさんが記事でコメントされていた通りでした。私は神戸生まれ神戸育ちで震災以降、大阪を経て上京したので久しぶりに様子を見に行きましたが、何だかかなり商業的になってしまっていて(でも復興には必要なのかもしれませんが)、昔が懐かしいです。夫は大阪出身で神戸はほとんど不慣れでしたので、せめてうろこの家と風見鶏の館ぐらいは見せておこうかと思いましたけど、坂道と人だかりで疲れ果ててしまいました。こちらこそ今後ともよろしくお願いします。
のりこさん こんにちは。
この度は詳しいハーブに関するレポートを楽しませていただきました。丁度 私はあるハーブを調べていたところで、興味が湧きました。 春にパリを訪れた時に、昔の上司が”アール・ヌーボ発祥の地 NANCYで暮しているので、是非いらっしゃい”と招かれ、エコール・ド・ナンシーでエミール・ガレの特別展を鑑賞したり、お隣のSTRASBOURGの街を訪れ本場アルザスのシュークルートを食したりと地元の案内人付ならではの芸術探訪三昧をして来ました。出掛ける前からNANCYのHPを参照して特産のボンボン・ベルガモットを求める予定でしたが、どうしてもその上司が”たいしてうまいものではありませんよ”と繰り返すので、とうとう買いそびれてとっても残念に思っていたところ、先日突然のメールの後にそれが航空便で届きました!
「欲すれば与えられん」でしょうか? もうその味わいに感動しました。友人達の知識では、ベルガモットとは「真っ赤な花をつけた紫蘇科の植物とか、オレンジの皮では?」というので、インターネットで検索したら両方ありました。このボンボンは後者の方でオレンジとレモンを掛け合わせた柑橘の表皮だそうで、紅茶のアールグレイの着香にも使用されている事を知りました。なるほど!という味を楽しんでいます。またハーブについての話を待っています。
秋山さん、こんばんは。
フランス通の知人にHerb de Province(スペル合ってますかね?)をもらったり、海外に行くと現地のスーパーで安くハーブ類を買ったりして色々試して見ましたが、自分の好きなものって、大概体にいいものなんだと実感してます。
ハーブと言えるかどうかわかりませんが、数年前帰省した際、友人と神戸で中国茶のお店に入りました。その際、体が温まる効能のあるもの、ということでブレンドされたものを選んで飲んでみてびっくり!本当に体の芯からほかほかしてくるんですよね。洋風のハーブ、東洋のハーブ、それぞれの中からおいしくて体に合うものを見つけて行きたいなぁと思っています。
夫が香草が苦手なのに今回、ハーブに興味を持ったのはいいことだと思っています。(フランス料理が好きなのにハーブが入ってないわけないんですけどねぇ・・・。)
のりこさん
Herbe と表すようです。諸外国には様々なハーブがあり、料理には欠かせないようですね。でも日本のシソ・茗荷・しょうが・山椒なども料理だけでなくスイーツにも使ったら素敵な香り付けになるように思います。仰るとおり体にも良いものばかりですし。お茶といえば、パリでもナンシーでも日本茶・中国茶の専門店がとても沢山あった事を思い出しました。世を挙げて健康志向なのでしょうか・・・
欧州は食べ物に対する規制が結構厳しくて(と言っても、ベルギーやオランダは知りませんが)ドイツなどでは有機栽培で育てたハーブを薬として認可していますよね。洋服の防虫剤に日本では化学品を用いていましたが、最近は日本でも檜やハーブが防虫効果があるとして取り入れられるようになってきて、アレルギー体質の私としては嬉しい限りです。日本は猫も杓子も健康ブームですが(と健康おたくの自分が言ってもはじまりませんが)、海外、殊に欧州は衣食住に自然と取り入れられているという感じがします。
直接ハーブとは関係ないのですが、うちは夫婦揃ってお茶(飲み物)が好きなので、時々変わったブレンドの中国茶や紅茶を買ってどれが一番のお気に入りになるか試しています。
のりこさん
のりこさんは、実に人生を豊かに送っていらっしゃいますね。お仕事は勿論かなりハードでも真面目にお勤めして、趣味は誠に多岐に渡りそれぞれ心から楽しんでいらっしゃる。暮らしの中の食・住(ところで「衣」はどうなのでしょうか?興味ありますので、いずれご紹介下さい。私はこれをかなり大事に思っています。)ひとつひとつに深い愛着・こだわりを持ち全てに繊細な神経を配っているところがとても素敵です。なによりご夫婦の関わり方が素晴らしく、誠に羨ましい限りです。





