October 17, 2004

"三角食べ"と"ばっかり食べ"

TBSのブロードキャスターを見ていると、最近の子供はバランスよく食事を食べる"三角食べ"という食べ方をしないそうですね。

"三角食べ"とは出された食事(御飯、おかず、お汁物など)をバランスよく交互に食べていくこと。そして"ばっかり食べ"とは一品ずつ完食して次の品に、という食べ方のことだそうです。番組では、日本人の食事の作法は"御飯→お汁物→おかず"、という順序で一つずつ少しずつ食べていくことだといっていました。

子供達(小学生)曰く、口の中で他の味が混ざるのがいやだから、一品を完全に食べ終わってから次の品をまた完全に食べ・・・という"ばっかり食べ"をするそうです。家庭でもお母さんが「いつのまにかそういう食べ方をしていましたねぇ」といってるくらいですから、いくら学校で先生が教えても"三角食べ"は身につかないでしょう。ちなみに外国人は"ばっかり食べ"をしているようです。日本でコース料理を食べるときと同じですかね。一品ずつ食べていくわけですから。でも私は同時にパンも食べるし水分もとりますね・・・。

様々な識者が"ばっかり食べ"の理由として、①かつてのようにおかずが塩辛くなくなった今、おかずだけを食べても(御飯を途中で食べなくても)支障なくなった、②孤食化が進み、親の目が行き届かなくなった、などを挙げていました。インタビューの中でも、お鮨までバラバラに食べる(のりを剥がしてのりだけ食べた後、鮨飯、ネタ、という具合に食べる)子供を見ながら、母親は「残すわけじゃなくて最後は全部食べてくれるので(問題視していない)。」と答えていました。

アンケートでも子供のみならずPTA、つまり子供達の親も"ばっかり食べ"をしているという事実が明らかになり、スタジオでは驚きの声があがっていましたが、実はうちの弟はほとんど"ばっかり食べ"に近いですね。夫もややその傾向があります。私は一つのものだけ食べ終わるのは嫌だし、子供の頃におかずばっかり食べていたことから、親から御飯も含めてバランスよく食べるように躾けられているので、"三角食べ"です。

日本人は"口中調味"といって、口の中で色々なものの味を味わうことで味覚が発達してきたそうです。したがって、欧米のような"ばっかり食べ"が浸透していることを問題視し、子供と楽しい食事の時間を十分にとれるようにするべきだ、という結論に落ち着いていました。

でも"ばっかり食べ"をする親がどうやって子供に教えるんでしょうね?まずは自分達から始まるのではないでしょうか。

Posted by noriko at October 17, 2004 12:34 AM | トラックバック
コメント

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うちは、7歳・5歳・2歳の子どもが3人いますが、放っておくと、ばっかり食べしています。
子どもって、基本的に好きなものばかり食べるものです。
ということは、三角食べはしつけの賜物ですね。
若い親たちは、自身がしつけをしっかり受けていないのでしょう。

僕は明治生まれの祖母にしつけられたので、まんべんなく食べ、全て同時に食べ終わります。
同時に、食事中にしゃべることも嫌いです。
静かに食べるのが好きです。
このあたりは妻とは意見が合わないのですが…

放っておくと、左手を使わずに食事している子どもが気になって注意ばかりしていますが、これってうるさすぎるのかも知れませんね。
親の仕草を見て、自然と学んでくれることを期待しているのですが…

Posted by: Haru at October 17, 2004 12:56 AM

>放っておくと、左手を使わずに食事している子どもが気になって注意ばかりしていますが

私も気になります。いつも夫を注意しています(苦笑)。昔の職場の上司(女性)で本人は育ちがいいと思っている人がいましたが、その方も片手で食べるのですごく気になっていました。とても五月蝿い人で、自らマナーの講師ができると自画自賛していたので、何も言わずに放置してました(苦笑)。結局、こういう食べ方ってその家の躾次第だと思うんですね。それと、1皿料理(カレーライスやスパゲティ、お丼ぶり物など)が食卓に浸透してきて、昔ながらの一汁2菜のような食生活が崩れてきているため、"ばっかり食い"が浸透する土壌が出来ているのかもしれません。

>親の仕草を見て、自然と学んでくれることを期待しているのですが…

お子さんの年齢からすると言わないと駄目でしょうね。言って親が出来てないと話になりませんが、こうやって食べる見本が家にいる以上、片手で食べない、必要以上に脇をあげない、ばっかり食いはしない、などなるべく幼いうちに習慣としてあげる方がお子さんたちも楽だと思います。一番厄介なのは、子供達の間で同じ食べ方になってしまうことかもしれませんけど。でもHaruさんのように"普通の"感覚を持っている方がいらっしゃることにちょっと安心しました(^^)

Posted by: のりこ at October 17, 2004 07:50 AM

のりこさん
大変興味深く伺いました。私は”食事の作法”については子供達にかなり喧しかったようですが、先日成人した息子に「バイト先での賄で、魚を綺麗に食べるので感心されたよ。」と言われ、はなはだ誇らしい気持ちになったことを思い出しました。親としては、こんな時「間違って無かったかな・・・」と。
ちなみに近頃、テレビ・ドラマなどでよく目にする”握り箸”や”ご飯と汁椀が左右反対”と言う後景にいささかウンザリしていますが、仕方ないのでしょうか・・・

Posted by: 秋山幾代 at October 18, 2004 05:26 PM

秋山さん、こんばんは。

食事の作法は厳しく躾けられたほうがよろしいかと思います。うちでは常に左手が落ち着かない夫に自分の食べ方がおかしいということを気付かせるまで何年かかるやら・・・。TVやドラマの作法は小道具さんがそこまで気付いているかどうかと、時代物なら指導がしっかりしているかどうか、そして俳優さん、女優さん、…と作り手・演じ手全てにおいて余り注意なさらないのでしょうか。映像は視覚に強く訴えるので、悪影響を及ぼすんですけれどね。

Posted by: のりこ at October 19, 2004 12:44 AM
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