通し観劇が無理なので、千秋楽の今日は昼の部を観てきました。
昼の部のメインは何といっても「恋飛脚大和往来(こいびきゃくやまとおうらい)」。上方モノに積極的に取り組む染五郎丈を楽しみにして行きましたが、正直、肩に力が入りすぎ。もっと自然に演じた方が若い忠兵衛が引き立つと思うのですが…。対照的に仁左衛門丈はとてもよかった。「封印切」の八右衛門も二枚目役者が演じると嫌味な台詞の中にも救いが・・・あるようにうつるのは役得。「新口村」の孫右衛門は幕切れにかけての切ない表情を見入っていると、ふと勘三郎丈の「伊賀超道中双六 沼津」の平作役を思い出しました。全く脈絡なく関係ない演目なんですが、感情移入が本当に素晴らしかったのです。仁左衛門丈に対する先入観が打ち破られた瞬間でした。
他には「輝虎配膳(てるとらはいぜん)」をはじめて観ましたが、秀太郎丈、積極的に三婆役をこなしていきますね。今回の越路よりは見慣れた微妙の方が上手い!と思ったかな?「素襖落(すおうおとし)」は安心できる配役だったのでゆったりと観ることができました。
Posted by noriko at June 26, 2005 08:27 PM | トラックバック




