妊娠、出産に伴う雇用保険の給付延長手続きのためにハローワークに行ってきました。事前に必要書類は入手し記入済みでしたが…16人待ち。まぁ師走だし1日だし仕方ないな、と思って持参の本を読んで1時間ぐらいやり過ごせばいいかと思いきや、実に2時間半待ちでいい加減目の前がチカチカし視界の半分が見えなくなる脳貧血の症状まで出る始末。
窓口の女性が同じような説明を何度も繰り返していたこと、そして実際自分の番になって隣のブースの声が意図せず聞こえてきて、なるほどと思いました。要するに窓口担当者に愚痴ったり世間話をしているから時間が留め止めもなくかかっていたわけです。「もうね、(私たちなんて)使い捨てライターみたいなものよ。」「雇用保険の給付が出たら、あぁ生き延びることができたって思うのよね。」「あのさぁ、雇用保険をもらいながら給料ももらってるっていうわよね。あれどうなってるのかしら。」…こんな感じの話が延々一方通行で続いていて、窓口はひたすら聞き手に回るしかないのです。
ハローワークという場所がら、こうした対応も仕事のうちでしょうし、実際に職を失った人にとっては死活問題かもしれませんから時間がかかっても仕方ないのかな、と思いました。でもさっさと済む人もいれば延々動かない人もいるわけで、書類の準備が整って一通り手続きのみを済ませたい人、そして相談もしたい人、というように窓口を分けて、担当者は交代で愚痴の聞き役をやるようにした方が効率的なんじゃないの?とも感じます。
これまで自己都合、会社都合含めて転職を繰り返してきましたが、考えてみたらハローワークに行ったことがあるのは過去1回だけ。しかもその節は給付を受ける前に職が決まったので、ハローワーク経験値は極めて低く私自身は正直、誰か話を聞いて欲しいという切実なところはありません。でもリストラブームの際に企業がアウトソーシングした会社で就職活動支援プログラムを受ける人の大半がカウンセリングによって精神のバランスを保つようにしている、という話は聞いたことがあります。ハローワークにすでにそうしたサービスはあるのかもしれませんが、仕事を見つけたいとともに自分を認めて欲しいという人の欲求を満たすような、カウンセリング、コーチングなどの本格的サービスが公的機関に求められているということではないでしょうか。
Posted by noriko at December 1, 2005 06:58 PM | トラックバック




