April 01, 2007

濃い取り合わせ

手嶋龍一という人は国営放送局に在籍していた頃、女子高生たちから「テッシ~」と呼ばれていたそうで、その話を聞いたときに歌舞伎界の重鎮、雀右衛門丈を「ジャッキ~」と呼ぶ彼女たちのセンスの鋭さに敬意すら感じたものでした。テッシ~が国営放送局を辞した後の活躍目覚しいところは周知のことですが、ムネオさんと共に話題に上った佐藤優という日本版ラスプーチンとテッシ~の対話を見城社長率いる幻冬社が新書として出版…好奇心がかきたてられて時間をつなぎつなぎ読みました。

インテリジェンス 武器なき戦争」、相当の曲者たる両氏、素人受けする内容を適度に盛り込んで読ませてしまう内容です。
本の中身は読む人の楽しみにとっておくとして、佐藤氏がイスラエル贔屓というくだりで思い出したのが、以前、為替のスタートレーダーだった方から教えてもらったイスラエル筋のHPのこと。普段は結構、おどろおどろしい情報がきな臭く載っているんですけれど、時々角度が変わった情報があって超一流のトレーダーたちはそれを見て感じるところもあるそうです。夥しい数の情報の中で瞬時に判断を求められる人たちの嗅覚にひっかかるだけあるというのは記憶に新しく、イスラエルのインテリジェンス話が妙に真実味を帯びてせまってきました。

この本の最後に日本もインテリジェンスを養成するスクールを大学(東大、早大、慶大の名前が挙がってましたが)に置いて人材育成に力を入れるようにすべきだ、なんて件がありますが、果たしてこの両名の真の思惑はどこにあるんでしょうか?言葉の上っ面だけでは読みきれないんじゃないか?という「考えさせられる」態度は少なくとも学べる本ではあります。現実では考えているだけで行動に移す判断力がないと役に立たないから、私にはインテリジェンスの才覚はないということは明白です(苦笑)。

Posted by noriko at April 1, 2007 05:12 PM | トラックバック
コメント

名前(ニックネーム可)とメールアドレスは必ず入力してください.
メールアドレスは管理者にのみ通知されます.
コメントする




保存しますか?


1536551
Since Oct 1, 2003