国立劇場で開催されたあぜくら会の「沙翁(シェイクスピア)文楽×乱歩(らんぽ)歌舞伎 新作の競演」に行ってきました。昼間は大雨でどうなることやらと思っていましたが、夕方は雨があがり歩きやすくなって一安心。余裕をもって行動するはずだった夫の予定がずれまくり、結局みのりと夫が現地に到着したのは始まる数分前とギリギリでしたがなんとか間に合いました。
この企画は9月に小劇場で開催される文楽「天変斯止嵐后晴(てんぺすとあらしのちはれ)」から鶴澤清治さん、10月に大劇場で開催される歌舞伎「京乱噂鉤爪(きょうをみだすうわさのかぎづめ)―人間豹の最期―」から市川染五郎丈を招き、NHKの水谷彰宏アナウンサーの司会で話を聞くという座談会が目玉でして、最初の第1部は昨年11月に上演された「江戸宵闇妖鉤爪(えどのやみあやしのかぎづめ)―明智小五郎と人間豹―」と先月大阪で上演された文楽「天変斯止嵐后晴」のダイジェスト映像の鑑賞。
映像の中で染五郎丈が小鼓を鳴らすシーンになると先日の能楽堂の記憶が新しいせいか「あ、これやった」。耳元で「みのが叩いたのは大鼓で染五郎さんが叩いているのは小鼓っていうんだよ」と説明するとうんうん、と頷いていました。
このところちゃんと静かにしていられたはずのみのりですが・・・確かに昨年の上演でもそうでしたが、人間豹が怖くて我慢できなかった(苦笑)。「ママ、こわいよ、こわいよ」というので肩を抱いてふと左胸に手を当てると「トクトクトクトク・・・」確かに胸の鼓動が早い!とはいえ怖いもの見たさもあるようで、隠れながら覗き見しては怖い場面をやり過ごし・・・。でも、怖くてもう我慢できなかったから思わず「ママ、もうでよう!」これにはさすがに係の方も後ろから(最後尾の列だったので)「お出になりますか」と声をかけてきました。
夕食をとる暇もなかったのでロビーでほとんど見えない画像を見ながらおにぎりをほおばるみのり。でも歌舞伎の映像が終わると「お人形(文楽)見にいくよ!早く!」と親をせかす始末。もう途中で入れないと思い、とにかく先に食べさせて2部の座談会に備えようと、休憩時間でロビーが混み始める前に「食べなさい!」
というわけで、第2部には無事に入り、途中でぐだぐだ動き回るみのりに冷や冷やしつつもお隣の方がどうやら子ども好きだったようで助かりました。座談会自体は楽しかったけれど、みのりがいつ声を出すかと冷や冷やしながらだったのでまだ安心して行くには早いですね。
あれだけ映像が怖いなら本番の歌舞伎の舞台は無理かな?と思いつつ「見ない?」と訊ねると、「え?行くよ!」とのたまうみのり。絶対に怖いっていうはずですよ。あの鼓動の早さが可愛かったです。
チケットを取るのに出遅れて連休中に観にいくことができなかったため、今日は会社を早退して国立劇場の「親子で楽しむ歌舞伎教室」へ行ってきました。みのりはうちで録画していた「矢の根」をすでに観たことがあります。さすがに箱根にある曽我十郎・五郎の墓が今日の演目の主人公の墓だということまではわかっていませんが、五郎が最後に馬に跨り大根を振り上げる仕草は覚えています。
今日の演目の「矢の根」と「藤娘」はどちらも30分ほどなので何とかなるかな?と思いつつ、最初の亀鶴丈による「歌舞伎のみかた」の解説が30分で、ちょっと心配でしたが、「矢の根の前にお話がある」と予告したことと「お約束」を確認したことが功を奏し、解説のときも身を乗り出しながらちゃんと観ていました。ただ小さなみのりにとっては座席の位置が低すぎたので、「矢の根」以降は膝の上でしっかり楽しく観ることができました。昼寝の時間だったこともあり「藤娘」の途中で爆睡してしまいましたが(苦笑)
終わってからロビーに出て鏡獅子の人形の前で記念撮影。10月の乱歩歌舞伎も観たいと言っており、今度はロビーに退場せずに観ることができるかも??しれません。
来月から通う保育園の個人面談に家族3人で出かけた後、訪れたのがこちら。
建替えを控えた現歌舞伎座で開催される最後の俳優祭に行ってきました♪チケット販売当日は仕事にならないぐらい電話をかけまくりましたが、結局取れず。遠い、遠い俳優祭への道だとあきらめていましたが、夫が別手配してくれて初の鑑賞となりました。
胎教からの歌舞伎とあってか、みのりは今のところ歌舞伎が好きだそうです。「歌舞伎行く?」と聞くと、間髪いれずに「行く!」。俳優祭は普段の演目とは違うので大丈夫だろうと思って行きましたが、もう少しすれば普通のものも静かに鑑賞できるようになるかな?と期待。
今回のみのりのお目当ては何と言っても「かぶき体操」の露出でちびっ子ファンの多い染五郎丈。前回の乱歩歌舞伎では恩田乱学=人間豹の姿にビビッていましたが、今回はTVで見慣れた顔なので安心していたようです。さすがに人気者だけあって手ぬぐい販売の模擬店は長蛇の列でしたが、「どこ?染五郎どこなの?」と言って並んでいるうちに顔が確認できるとじ~っとナマ染五郎に見入っていました。『灰被り姫』でも染五郎丈が出てくると食い入るように舞台に釘付け状態になっていました。
模擬店は3階が染五郎丈の手ぬぐい屋(浴衣も)、段四郎丈・亀治郎丈のおでん屋、勘三郎丈一門のTシャツ屋だったので手ぬぐい→おでん屋の中を覗いて→Tシャツ、とはしご。みのりは染五郎丈に続き、勘三郎丈にも握手してもらいました。贅沢ですよねぇ。夫は「これで約束は果たした!」(←染五郎丈と会って握手させると意気込んでいた)と豪語(苦笑)。
親の方もせっかくのナマ歌舞伎俳優を拝めるとあって、あちこちの模擬店を覗いて廻りました。1階に下り、女性陣が殺到している愛之助丈のアルコール販売店を横目に團十郎丈、海老蔵丈をナマで見た後は2階に上がって音羽屋一門のTシャツ屋で菊五郎丈と菊之助丈を見て・・・と、染五郎丈がうろうろしていたり、松録丈が忙しそうに飛び回っていたり・・・と本当に歌舞伎役者のワンダーランド。多分、俳優祭に毎回訪れているとおぼしき観客も多くてまさにお祭り状態でした。
演目もおもしろおかしく、なので多少みのりが大声で笑ってもOK。助かりました。客席にも見知った有名人が多くて、こういうのも東京ならではなんでしょう。
歌舞伎座の建替え後に俳優祭が復活するとまたまたチケット争奪戦になるんだろうな・・・。
1月に一家3人インフルエンザに倒れたわが家。せっかく取ったライオンキングのチケットは無駄にならないよう、引き取り手が見つかったので事なきを得ましたが、ウィキッドにグッときた様子のみのりに夫は思うところがあったのか、ライオンキングのチケットを入手してくれました。
みのりの年齢の子供に「これなぁに?」というのを黙ってろというのは無理なので(←無理を承知で歌舞伎に連れて行くこともありますが・・・)、前回のウィキッドと同様、他の観客にご迷惑をかけないように最初から親子観覧室入りしました。さすがに舞台に食い入るように見ているときはすごく集中していて静かですが、保育園児にとってのお昼寝時間。とうとう最後の方は寝てしまいました。でも「ライオンキング、見たね!お父さんライオン、いたね!」とさもフルで鑑賞したかのような会話をするみのり。まぁ、楽しんでくれたなら何よりです。
親子観覧室は春休み期間中ともあって後場は満杯状態で中が暑かったです。まだ0歳児のお子さんは眠いのと暑いのでぐずっていて、ちょっと可愛そうだったかな。
え~っと、ライオンキングの感想ですが、この前から思っているのは親子観覧室内で鑑賞していると、当然ガラス越しなのでよほど歌に迫力がないとこちらにビンビン伝わってこないということ。その点でいうと、シンバ(大人)の高い明るいだけの声は、グッときませんでした。もう少しパンチが欲しいといったところ。
昨日は父子→親子水泳、私→花粉症の薬、みのりの薬をもらいに医者めぐり&ピラティス、という具合に2月とは思えぬ陽気の中、久しぶりに汗だくになりつつ過ごした一日でした。どうも食欲のない息子。後で聞いたところによると、珍しく親子水泳を途中で切り上げた…今のプール大好き状態でそういうのは何かの徴候でして、大好きなお魚ソーセージもから揚げもいらないというから気になって熱をはかると38度。ライオンキングに次いでまたまた四季の舞台に行けないかも?と半分以上覚悟を決めて、今朝熱をはかると36.7度。微妙・・・で、いつものように全然起きてこない夫を尻目に本を読んだり、録画していたニュースを見たり、としている間に37.6度に熱は上がってるし。
どうしようか散々迷いましたが、具合悪そうなら途中で帰ればいいやと腹をくくってウィキッドに連れて行きました。どうにもお口にチャックは無理なお年ごろですから、最初から親子観覧室行き(苦笑)。A席の最後列中央だったので、見やすいけど途中で出ることは不可能なので、貸切状態で親子観覧室を使えたのはラッキーだったかもしれません。
今日の出演者は、
グリンダ 沼尾みゆき
エルファバ 樋口麻美
ネッサローズ 鳥原如未
マダム・モリブル 武 木綿子
フィエロ 北澤裕輔
ボック 金田暢彦
ディラモンド教授 前田貞一郎
オズの魔法使い 松下武史
という面々。
私は四季の舞台通ではないし、キャスト面では全くのど素人。でも今日のグリンダ役の沼尾さんの高音域の咽喉にストレスのかかる発声よりも、エルファバ役の樋口さんの低音の伸びのある声の方が好きです。フィエロ役の北澤さんも声質、声量ともに役に合っていたと思うので、キャスト面では結構満足度が高い舞台でした。毎回残念に思うのは、四季のメンバーは外国人ほど綺麗に高音域の声が抜けない点。毎日の舞台で咽喉を酷使しているというのはわかるけれど、あの発声だとさらに咽喉に負担がかかっているように感じます。自分の音域よりキツイ曲が多いんでしょうかね?
みのりは後半途中で寝ましたが、最後のところで起きて拍手、カーテンコールまで見てから帰路につきました。体を動かして少し汗をかいたので、帰宅後しばらくして熱を測ると37.2度。再び微妙なところです。今週は保育園に行けるかなぁ(=仕事に行けるかなぁ)??
1月以来の歌舞伎鑑賞は『江戸宵闇妖鉤爪』。年初は歌舞伎十八番の三作品がカバーされた通し狂言『雷神不動北山櫻』で、今回は新作歌舞伎、しかも江戸川乱歩の作品を歌舞伎の演目にするという高麗屋らしい企画です。明るい舞台ではないのでやや不安がありましたが、事前にYoutubeにあげられていた記者会見や舞台稽古の様子をみのりに何回かみせて、大好きな染五郎が出ていることを刷り込んでおきました。
前半は途中で寝てしまったので比較的大人しかったのですが、後半は次第に静かにみることができなくなってきたのでやむなく私がみのりを連れてロビーへ。まぁ3歳前の人に黙って見るように言うことがそもそも無理なわけでして。こうなることは想定済みでしたが、夫が責任を持って外に出るとの約束だったのに反故にされました!(怒)みのりに歌舞伎を見せてやりたいという気持ちがあるのは結構ですが、本人が長い間座席に拘束されることと歌舞伎を見ることのどちらを好むかでして。国立劇場ならやはり託児がよかったかな、と思った自分の主張を通せばよかった・・・。
最後の大凧に乗っての宙乗りはロビーに入って見ることができ、カーテンコールまで残れました。でも途中のキモの部分を見そびれたので、今ひとつ消化不足。
会社の元同僚と恵比寿のLe Parcで飲茶ランチをした後、最終日となったモディリアーニ展に行ってきました。あいにくの雨の中もひっきりなしに人が吸い込まれていく・・・でも、平日だけに言うほどの混雑ではありませんでした。
これまでは正直なところ、あのプリミティブなスタイルにグッと来なかったのですが、今回は35年の人生で生み出した作品の数々をまとめて見ることができる最良の機会だったと思います。モディリアーニの多くの作品に特徴的なアーモンド型の瞳のない独特の目はイヤホンガイド曰く、数点残された彫刻で眼がくりぬかれていないように(モディリアーニは彫刻家志望だったそうです)、全体の構図を重んじたからではないかとの説があるそうです(中には瞳が描かれているものも何点かありますが)。考えてみると、銀河鉄道999でクリスタルの体を持った機械人間に若干似てるかも・・・。
展示の最初の頃のデッサンは、影響を受けたというロートレックに似た画風でした。その後彫刻のための習作、カリアティッド(女性柱像)など彫刻と絵画の融合的作品が繰り広げられますが、健康上の理由から彫刻を断念し絵画に没頭。ここからは、あのモディリアーニの“長い首”、“卵形の顔”、“アーモンド型の眼”、と周知の画風が続きます。この人は女性を描かせる方がいいですね。友人でもある画商の作品もいいですが、健康的な肌の色や構図など、女性を描いた作品には一種独特の重みというか、思いいれが感じられる気がします。
夭逝したモディリアーニ。彼の晩年は、生涯の伴侶ジャンヌや理解者の画商などをモティーフとした穏やかな絵画に彩られます。35歳で亡くなった夫の後を追って身重のジャンヌは幼い娘ジャンヌ(母と同じ名前)1人を残して投身自殺。私はこの娘ジャンヌのことが気がかりでしたが、ジャンヌ・モディリアーニは美術研究の道に進み、父について『モディリアニ 新装版―人と神話』という本を出しているんですね・・・。
夫の会社で運よく『キャッツ』のチケットが当たったので、とうとうみのりも劇団四季デビュー。最初はライオンキングかな?と思っていましたが、まぁいいでしょう。A席一番後ろの端(恐らく子連れなので)だったので、念のため親子観覧室の場所をチェックしておいて開演。と、暗いステージにマイナー調の音楽。みのりはいきなり「おしまい!」と言って夫のひざの上で後ろ向きに(笑)。どうやら恐かったようです。でもその後は前を向いて食い入るように舞台を見つめ、手拍子なんて大人以上にしていたし、体を上下にゆすったり、足でトントン。もう~ノリノリでした。丁度隣の通路を何度も猫が通るので凝視したまま目で追っていましたし。
休憩20分を挟んで後半は途中で慣れてきて「あれ何~?」が出たので即刻父子が親子観覧室入り。最後のところで再び出てきて手拍子、拍手、そして大きな声で「バイ バ~イ!」
猫が真っ先にみのりのところに握手を求めにきてくれたのに、緊張して愛想なし。ここでニコリでもすれば抜群なんだけどまぁ、まだ無理か。でもこれだけ喜んで見たってことで、次はライオンキングですね。写真はファミレス(これもデビュー)にて。色々経験してちょっとお兄さん顔っぽいかな?外は大雪、帰るのが一苦労でした。
2月9日のキャスト(HPより):
グリザベラ 奥田久美子
ジェリーロラム=グリドルボーン 秋 夢子
ジェニエニドッツ 礒津ひろみ
ランペルティーザ 石栗絵理
ディミータ 遠藤瑠美子
ボンバルリーナ 岡本結花
シラバブ 南 めぐみ
タントミール 高倉恵美
ジェミマ 王 クン
ヴィクトリア 千堂百慧
カッサンドラ 大口朋子
オールドデュトロノミー 種井静夫
アスパラガス=グロールタイガー/
バストファージョーンズ 田島亨祐
マンカストラップ 西門宇翔
ラム・タム・タガー 金森 勝
ミストフェリーズ 岩崎晋也
マンゴジェリー 田井 啓
スキンブルシャンクス 劉 昌明
コリコパット 入江航平
ランパスキャット 春日貴弘
カーバケッティ 花沢 翼
ギルバート 龍澤虎太郎
マキャヴィティ 片山崇志
タンブルブルータス 齊藤 翔
超久しぶりですが、歌舞伎に行ってきました。夫の希望でみのり連れです。歌舞伎十八番の『毛抜』と『鳴神』は頻繁に上演されるものの、『不動』は観たことがなかった上、通し狂言とのこと。これは観るしかないでしょう。どうやら本演目、12年ぶりの上演のようです。
一応桟敷でしたが、歌舞伎の舞台に関心を示すみのり。「あれなぁに?」攻撃が始まり、途中で夫と2人退場になる場面もありましたが、最初と最後、つまり上演が極めて少ない演目は見逃さず無事鑑賞できました。最後の不動明王の姿をした海老蔵丈と舞台演出には大きな目をまん丸にして釘付け。周りの皆様にはご迷惑をおかけしましたが、皆様とても温かいお言葉。子連れで歌舞伎鑑賞復帰できるのは恐らく後1年はかかるかしら?というところです。
肝心の演目ですが、最初の海老蔵丈の口上に始まり、顧客サービスを考えた演出が随所に見られました。個人的にいつも思うのですが、海老蔵丈、口跡さえよければ抜群なんですけれどね・・・。公家系、安倍清行役の台詞回しはさすがに板についていました。話題の空中浮遊はご覧になる方によって印象が異なるでしょうが、「あれだけ?」という感じ。宙を舞うことは役柄上かなわないまでも、宙づりから動くと期待した観客はきっと「??」と思っているのではないでしょうか。
何はともあれ、今年は新年早々歌舞伎を観ることができ、子連れでの楽しみも増えていきそうな、そんな期待が持てる年明けです。
お盆休みがあったので1ヵ月ぶりの親子リトミック。継続は力なり、偉大なるマイペースくんみのりも音楽に合わせてジャンプしたり手をたたいたり出来るようになってきました。ついこの前までは決められたことをやるのが嫌で仕方ない、という具合に出来ることもやらなかったんですが(苦笑)。でも夫の観察によると他の子たちはもっと出来てるらしい、です。ま、毎回クラスが始まる前にプリント類を配られるとき、先生から名前を呼ばれたら「ハイ」と返事をしたり手を挙げたり、ニコニコして両手で紙を受け取って親のところに戻る、ということをやってますが、みのりはこれが大嫌い。紙を手にとることも返事をすることも出来るくせに絶対他の子みたいに「いい子」にはならず、私に引きずられて先生のところまで行って帰ってくる始末です。でもリトミックのクラス自体は嫌じゃないし、太鼓をたたいたりカスタネットを鳴らしたりするのも好きなのでいいんですよ。
今日はリトミックの後、久しぶりに児童会館のクラッシックコンサートを聴きに行きました。前回2人で行ったとき途中退散したので大丈夫かな?と一抹の不安はありましたが、トランペット主体の曲で構成されていて知ってる曲ばかりだったので期待と不安まじりで幕があくのを待ちました。
ふたを開けてみると、やっぱり華のあるトランペット中心の選曲と見せ方がよかったようで、ノリノリで聴いてましたね~♪トランペット奏者って圧倒的に男性が占めていて、今日のオケも4名の奏者全員が男性でした。昔ブラスバンドを少しやった経験があって、ペット奏者の先輩がまた男前に見えたものです。どうしてペット=男子なんだろう?と考えてみましたが、あの楽器を吹いてセクシーなのは男子だけですよね。女子が奏でてセクシーなのはもっと違う楽器、例えばバイオリン、ビオラ、ハープ、といった弦楽器やピッコロ、フルート系の管楽器、そしてピアノ、このあたりでしょうか。マウスピースの丸い形が唇について唇そのものが変形していっても許されるのは男子なのかも。これって私だけの主観+偏見でしょうが。
演奏に釘付けの息子を見ながらふとブラスバンドの練習をしていた暑い夏の日を思い出したりしましたよ。
やっとこさ「ハゲタカ」見終わりました。久しぶりにCMが入らない1時間ドラマを連続して見ると濃い~。それに獅童丈の事件で一度はお蔵入りになりそうだったこの作品。松田龍平をキャスティングして本を書き直して、それまで撮っていたシーンを撮り直して…そうやって完成するも主要人物役の柴田恭平の闘病で放送を遅らせたり…と本当にドラマチックな境遇にも関わらず日の目をみた、それだけのことはありますね。何といっても国営放送局の力を誇示するがごとし人選。『PRIME11』のキャスターで蟹瀬誠一さんの顔が出たときは「贅沢~」と画面に向かって叫びました、はい(苦笑)。
元業界のはしくれで働いていた身としては「ハゲタカ」なんて死語っぽくもあるけど(未だにかなりの偏見持ってる日本人、多いんだろうな)、日本側のバイアウト対象企業や銀行、マネーゲームでのし上がる企業、などそれぞれの「社会悪」がバランスよく描かれていたので、全体として大きな違和感はなく娯楽ドラマとして見ることができました。原作と本がよかったんでしょうね(ちなみに原作、2作品とも読んでません)。
とにかく気合入りまくりの出演者の中、声のよい俳優さんが多かったなぁ。志賀さんは毎度ほれぼれする声だし…というわけで本題の加藤幸夫役を演じた田中泯さん。出産後はすっかり芸能オンチになっていてこの方存じ上げませんでしたが、すごい存在感ですね。菅原文太さんと並んでも全く引けをとらないし。無駄な贅肉のないあの凛とした姿勢と声が印象に残ったので調べてみると、舞踏家なんだ…。大森南朋さんの父上である麿赤児さんと2歳違いだし何か交流あるのかな??
田中さんは「たそがれ清兵衛」(←TVかDVD見たのに覚えてない…)、「メゾンドヒミコ」など話題作への露出もしていて…これからは注目していきます。
演劇好きな友人に声をかけてもらって運よく良席(最前列中央)で「The Last Laugh」を観てきました。実は「笑の大学」、全く観たことがなくて何の知識もないまま開演ギリギリに席に滑り込んだのですが、三谷幸喜さんの舞台ってノスタルジックなんですね。だから人々に受けるだ…と今更ながら感じました。古畑任三郎もしかり。
どうやら日本語の舞台をそのまま英訳したのではないようで(シェイクスピアやロミオとジュリエットなどが出てきましたから)、これは日本語の舞台+映画を観ないと片手落ちになりますね。
ところで昔、上京後知り合いになった某局のアナウンサーの友人の結婚披露パーティーに招かれたんですが、そこにはご主人のお仕事の関係で三谷さんをはじめとする私でも見知った芸能人、舞台人がわんさかいました。今でもご主人と三谷さんのデュエットが忘れられませんが、今日の舞台を観た後、ロビーでその友人のご主人をお見かけしました。他の方とかなり話し込んでいたようだったのでご挨拶できませんでしたが、あれから10年位経ったんだ…と懐かしかったです。
友人からラッキーにも良席を譲ってもらえたので、久しぶりに四季の舞台を堪能してきました。自由劇場は規模が小さい分、客席と舞台の一体感が味わえるという醍醐味がいいですね。ライオンキングならみのりを連れて最悪親子観覧室でも、と思いましたが、オンディーヌにグレムリンみのりを連れては行けないし行かなくてよかった(苦笑)。
さて、舞台ですが四季きっての美形、石丸幹二さん演じる騎士ハンス。オンディーヌの「きれいな人」という台詞がまさにピッタリはまる役者なんですが、劇中でそれこそケチョンケチョンにけなされる(顔はきれいだけれど馬鹿だから云々)っていうのがさらにはまっていて(失礼)、あの美しい顔が道化にも見えてきます。
会場は石丸ファンだらけのようでしたが、私の目をひいたのはベルトラム役の深水彰彦さん。あの体格と声からして歌をうたうと迫力ありそう!名前で検索するとライオンキングに出ていらしたんですね。わかる気がする。石丸さんはライオンキングって感じじゃないからな~。深水さんは「ベンハー」の世界チックな体つき。甲冑が似合うわけです。
野村玲子さんのオンディーヌは最初は金髪に抵抗があったけれど、次第に慣れてきました。あの華奢な体を震わせてオンディーヌの苦悩をあらわす場面から、最後に記憶を失ってからの「このきれいな人はだあれ?」、そして幕まで、最後には違和感なく舞台に見入ってしまいました。
カーテンコールが何度も繰り返され、客席一杯の四季ファン、石丸ファンに混じってこの舞台を味わうことのできた幸せを感じた一日でした。
今朝は予定通り、10時からのチケット予約電話、頑張りましたが全然つながらない。結局、みのりが園を早退して経過を診てもらいに日赤の小児科へ行った15時半頃ようやくつながったけれど14時過ぎには全席完売だって。
やっぱり久しぶりにチケット取りのための電話をかけましたが、TDRのシェフミッキーと同じ、早々にかからなければ駄目ですな。ま、10時35分の段階で「こりゃ駄目だな」と腹をくくっていましたので仕方ありません。
これまで行けなかった俳優祭。今年は土曜開催だからチケット争奪戦がすごいことになるかもしれない…でも行きたいなぁ…。
以下、日本俳優協会のページから抜粋:
●「俳優祭」の開催が決定しました!
毎回皆様にご好評いただいている「俳優祭」の第34回の開催が決定しました。
今回は「社団法人日本俳優協会再建設立五十周年記念」の行事として開催されます。
現在決定している概要は以下の通りです。近日中に俳優祭特設ページを開設し、細かい内容や未定の部分については決まり次第そちらで発表していく予定です。
どうぞお楽しみに!
☆ 期日
平成19年5月26日(土)
☆ 開演時間(予定)
昼の部:午前11時
夜の部:午後4時30分
☆ 会場
歌舞伎座
☆ 入場料(税込)
未定
☆ 前売開始
4月27日(金)予定
☆ 演目 (予定)《昼夜同一狂言》
(一) 伝統歌舞伎保存会主催 研修発表・地域振興
『郷土巡旅情面影(くにめぐりたびのおもかげ)』
加賀「勧進帳」/ 肥後「山鹿灯籠踊り」/ 阿波「阿波踊」
(二) 模擬店
(三) 表彰式
昼の部/日本俳優協会賞
夜の部/日本俳優協会創立五十周年記念功労者表彰
(四) 『白雪姫』 竹本連中 長唄連中 箏曲社中
尾上菊五郎 作・演出
初代尾上辰之助(三代目松緑) 振付
市川團十郎 美術
・豪華配役選定中!
幕切れに、フィナーレ及びご挨拶があります
☆ 実行委員会(五十音順)
担当理事=市川團十郎
実行委員長=坂東三津五郎
委員=市川染五郎、大谷友右衛門、尾上松緑、片岡市蔵、中村翫雀、田口守、他
☆ 主催
社団法人日本俳優協会
☆ 協賛
松竹株式会社
☆ 協力
歌舞伎座/日本放送協会
※NHKの劇場中継を予定しています。
これまで行けなかった俳優祭。今年は土曜開催だからチケット争奪戦がすごいことになるかもしれない…でも行きたいなぁ…。
以下、日本俳優協会のページから抜粋:
●「俳優祭」の開催が決定しました!
毎回皆様にご好評いただいている「俳優祭」の第34回の開催が決定しました。
今回は「社団法人日本俳優協会再建設立五十周年記念」の行事として開催されます。
現在決定している概要は以下の通りです。近日中に俳優祭特設ページを開設し、細かい内容や未定の部分については決まり次第そちらで発表していく予定です。
どうぞお楽しみに!
☆ 期日
平成19年5月26日(土)
☆ 開演時間(予定)
昼の部:午前11時
夜の部:午後4時30分
☆ 会場
歌舞伎座
☆ 入場料(税込)
未定
☆ 前売開始
4月27日(金)予定
☆ 演目 (予定)《昼夜同一狂言》
(一) 伝統歌舞伎保存会主催 研修発表・地域振興
『郷土巡旅情面影(くにめぐりたびのおもかげ)』
加賀「勧進帳」/ 肥後「山鹿灯籠踊り」/ 阿波「阿波踊」
(二) 模擬店
(三) 表彰式
昼の部/日本俳優協会賞
夜の部/日本俳優協会創立五十周年記念功労者表彰
(四) 『白雪姫』 竹本連中 長唄連中 箏曲社中
尾上菊五郎 作・演出
初代尾上辰之助(三代目松緑) 振付
市川團十郎 美術
・豪華配役選定中!
幕切れに、フィナーレ及びご挨拶があります
☆ 実行委員会(五十音順)
担当理事=市川團十郎
実行委員長=坂東三津五郎
委員=市川染五郎、大谷友右衛門、尾上松緑、片岡市蔵、中村翫雀、田口守、他
☆ 主催
社団法人日本俳優協会
☆ 協賛
松竹株式会社
☆ 協力
歌舞伎座/日本放送協会
※NHKの劇場中継を予定しています。
3ヵ月連続上演の最後、高麗屋による元禄忠臣蔵初日を親子3人で観に行きました。とはいってもみのりは託児室ですが。初日だからでしょうか、着物姿の観客をよく見かけました。そうそう見かけたというと小泉元首相。みのりを預けた後、開幕直前に筋書きを買おうとロビーに行くとトレードマークのライオンヘア。歌舞伎座でもよく見かけましたが今は一議員となられたので貴賓席ではなく1階の前から5、6列目ぐらい中央にSP2人と一緒に座って観劇されていました。夫情報によると休憩時間は2階の貴賓休憩室にいたとか。その前にカメラを構えた人だかりができていたそうです。お辞めになっても人気者でいらっしゃいますよね。
肝心の第三部ですが、「大石最後の一日」は何回も観ているせいか、これまでの第一部、第二部に比べると感情移入が今一つできない…。第四幕 大書院の場で歌六丈演じる荒木十左衛門が内蔵助に吉良家断絶の処分について語る下りで幸四郎丈が『一同、日本晴れの心地でござりまする』 とか言う場面で観客は拍手。恐らく歌舞伎ファンはこの一言で胸の痞えがとれるというか胸のすく思いがするのでしょう。でもいくら赤穂浪士がヒーローだとしても“日本晴れ”ってちょっと引っかかる。言葉なのか台詞回しなのか、初日なのでちょっとまだわかりませんが、どうしてかな…私の感覚がおかしいのでしょうか。
イヤホンガイドのインタビューによると国立劇場開場20周年のときは「仮名手本忠臣蔵」を3ヵ月連続上演したとか。60周年のときはまだ元気に観劇できると思うので、どんな演目が選べれるのか楽しみだなぁ。
江戸東京博物館で開催中の「江戸の誘惑」に行ってきました。
一見の価値がある作品が数多い中、圧倒的な存在感を放っているのは天才、葛飾北斎の作品群。とりわけ6ヵ月の歳月をかけて丹念に提灯の形を絵にあわせて修復したという「提灯絵 龍虎」と「提灯絵 龍蛇」は絵の素晴らしさは言うまでもなく、見事な修復作業に驚きました。
平日だったせいか会場内は年配の方がほとんどでみのりが声をあげるたびに「申し訳ない…」と思っていましたが、皆さんさして気に留める様子もなく展示に見入っていらっしゃいました。江戸東京博物館内には授乳室もあるし離乳食を食べさせるスペースも確保されており、乳幼児連れには優しい場所ですね。
どうしても江戸歌舞伎の型で忠臣蔵を観る機会が圧倒的に多かったけれど、イヤホンガイドで「京阪電鉄の墨染駅近くの遊郭(撞木町(しゅもくちょう)廓碑があります)に内蔵助が通っていた」と聞きながら坂田藤十郎丈の内蔵助を見ていると本来の舞台は播州赤穂、上方歌舞伎って忠臣蔵の一つの型として面白いと再認。「本物はこんな感じだったんじゃないかなぁ…」と思いながら先月の吉右衛門丈による内蔵助と比べると恰好よさが一歩ひいた、人間味あふれる藤十郎丈の内蔵助を堪能しました。
個人的には梅玉丈の綱豊卿そして脇を固める翫雀丈、扇雀丈兄弟の「御浜御殿綱豊卿御座の間」、殊に「御能舞台の背面」がググッときました。
2回目の託児室預かりとなったみのり。食事はどうも進まぬようですが貸切状態だった託児室の中を縦横無尽にハイハイして雄たけびをあげていたそう(苦笑)。迎えに行ったときベビーシッターさんが、「お母様、大変ですね」と漏らしたあのちょっと疲れて見えた横顔でみのりが楽しく過ごせた様子を垣間見ることができました。来月もお世話になります。人見知りしないって得してるのかな…。
国立劇場開場40周年記念、元禄忠臣蔵第一部を観てきました。
みのりを初めて託児室に預けての観劇。忠臣蔵は上演が多い仮名手本の方が印象が強いものの、真山青果の「元禄忠臣蔵」は派手な演出のない台詞劇。イヤホンガイドがなくとも役者さんたちの一言一言に耳を傾けているだけで歴史の世界にどっぷり入っていけます。大好きな吉右衛門丈の大石内蔵助は言うまでもなく、各共演者の円熟味あふれる名演技にロビーでは「感動した」「涙が出てきた」「本当によかった」という感嘆の声、声。
久しぶりにじっくり観劇できたこともありますが、こういうある種地味な演目を通しでやるのが国立劇場で今月は全席完売。いいお芝居ですから当然のことでしょう。私も通しで観ることの幸せにどっぷり浸っています。
また託児室ではじめは勝手がわからず戸惑った様子だった海規も後半はタンバリンをたたいたりして楽しんだようですから3ヶ月連続で通えば慣れるんじゃないかな?今は席にしばりつけて見せるより託児室でのんびり過ごした方が海規のためにもよいのではないかと思っています。
こうして限定的ながら歌舞伎を再び観ることが出来るようになってきて、みのりは親以外の人と交わって…と、親子ともども成長していくんですね。
20日に引き続き今月2回目の国立劇場です。午前中はこどもの城に行っていたので、帰宅後、みのりに2回目の離乳食をやって授乳を済ませて…とやっていたら予想通り記念式典には遅刻。式次第を見る限り最初の式辞、常陸宮殿下のお言葉、祝辞(伊吹文部科学大臣、永山松竹会長、雀右衛門丈)、功労者感謝状の贈呈まで終わって緞帳寄贈者感謝状贈呈の途中で到着しましたのですぐに休憩時間入り。
みのりがいるため端の席を、とお願いしたら3階席になったのですが、何となく貴賓席は2階かしら?なんて思っていたので中盤の大劇場緞帳披露の前に常陸宮殿下が3階1列目中央にご着席されたのでびっくり(訂正:後で座席表を見たらお席は2階の1列目中央でした。国立劇場って歌舞伎座と異なり2、3階席が明確に区切られていなかったんですね)。
まぁそれはさておき式典ですが、大劇場の緞帳披露ではみのりが声を出しかけたので途中退席、祝賀舞踊の「石橋」で場内に戻ることにしました。お腹の中にいたときは観劇三昧でお囃子の音であれだけお腹を蹴っていたということはきっと笛や太鼓が好きな子だ…と思って5月の團十郎丈の復帰舞台を観に歌舞伎座へ行きましたが如何せん4ヶ月弱で暑い中、おとなしくしているはずもなし…。あれから舞台は遠ざかっていますが、今日こそみのりが本当に出囃子などの歌舞伎の音楽が好きかどうかを試そう!というわけ。
予定時間にはじまらずちょっと待たされたので声を出しそうになりましたが、いざはじまると笛や鼓、三味線の奏でるお囃子に見入って(聞き入って?)いました。雌雄の獅子が登場しても舞台をじっと見つめるみのり。いつでも外に出られるようにと一番後ろのドアの前に立って見ていたら前の方の指定席では体が傾いている夫…。結局、みのりは最後の最後にちょっと寝そうになりましたが「石橋」をほとんど終盤まで声も出さず集中して見ていました。舞台終了後の常陸宮殿下のご退席時には私に抱かれてちゃんと立ってお見送りしましたが、周囲が立ち上がっている中、若干一名、体が傾いて着席したままの人が…(苦笑)。
舞台の後は2、3階の食堂・ロビーで祝賀会。恐らくどこかのホテルに頼んだと思われるお料理が並び、一瞬殺気立ってお料理をとる人に気圧されてましたが、気を取り直して美味しく頂きました。みのりはというと抱っこ紐で夫に前抱きに抱かれた状態で用意してきたカタネベーカリーのパンを食べました。
あぜくら会で参加した記念式典ですが、しっかりした内容だったこと+みのり連れで十分に楽しめたこと+みのりがお囃子好きなことが確認できたこと、など予想以上に収穫があった一日でした。
今夜は国立劇場開場40周年記念の一環で催された「あぜくらの夕べ」に行ってきました。二部形式で第一部が映画「元禄忠臣蔵・大石最後の一日より 琴の爪」、第二部が鼎談で坂田藤十郎丈、扇千景氏、織田国立劇場芸能部長という面々による座談会。
国立劇場に生まれて初めて足を踏み入れたみのりはやや興奮気味で、懸念通り映画の途中で声を出したので即刻退場。うちにいるとき以上の歓声(喚声?)に一瞬引きましたが、致し方ありません。数日前からはじめたストロートレーニングが遅々として進まず、麦茶を飲ませようにもそれ自体がぐずらせる原因となるため、とりあえずロビーに設置された画面に映し出された小さなスクリーンを見ながら、「白鸚丈って幸四郎丈そっくり(逆ですが…)」とか「藤十郎丈(出演時は扇雀丈)、若い~」とか「扇千景さんって綺麗だったのね」なんて思いつつ大きな丸い椅子のところで適当に海規の気分を発散させている間に映画は終了。さすがに鼎談の際にまずいことになりたくはないため、第二部の最初もロビーにいましたが咽喉がかわいてもお茶を思うように飲めないみのりは水分補給を母乳にたよる状態。これまた仕方ないので授乳をしているうちに眠ってくれたのでようやく席につくことができました。
今年の国立劇場の目玉は10月から12月までの「元禄忠臣蔵」。扇氏がしきりに「白鸚丈の遺児である幸四郎丈、吉右衛門丈にはさまれた形で何故(藤十郎丈が11月に大石内蔵助を演じることになったのか)?」と織田部長に突っ込みを入れていました(笑)。後は、これまた扇氏が「日本には国立劇場は出来ても国立劇団がないので実際の上演はすべて借り物。」、「国会議員たるもの、他国の代表に同行して劇場入りしても自分が初めてというのではどうしようもない。是非11月3日の文化の日には当日どんな興行が行われていたとしても閣僚全員が貴賓席で舞台を鑑賞するよう故大平首相に進言したところ快諾を得ていたにも関わらず、お亡くなりになってしまった。安倍次期首相にもこの点をお願いしたい。」と語ったので場内から拍手。またこのことを話ながら2階席にいた福田康夫氏の名前を挙げたので、見える人もそうでない人もこぞって2階を見上げていました(苦笑)。
鼎談の終盤、何回かあった拍手で目覚めたみのりを膝の上に立たせて最後、緞帳が降りる前に舞台のお三方を拝ませることが出来ました。卒乳するまではこんな感じでの参加になるのかな~なんて思いつつ、久しぶりに劇場に足を踏み入れてとても懐かしい気持ちになりました。
祝、團十郎丈復帰!ということで昨年12月以来ご無沙汰している歌舞伎に(本当に)思い切って行ってきました。場内は花道の出から舞台での口上、そして最後の引っ込みまでずっと團十郎丈の復帰を喜ぶあたたかい雰囲気に包まれていました。
團十郎丈、TVなどでお顔は拝見していましたが、化粧をした姿を拝見する限り頬のあたりがすっきり痩せられましたね。みのりが最後の最後でぐずりかけたので幕引きのあたりは桟敷席で立って観ましたが、丁度、團十郎丈の視線の方向がこちらだったのでかなり嬉しかったです!海規に「團十郎を観に行くよ」「これから團十郎が出てくるよ」「あれが團十郎だよ」とず~っと言い続けて今日の舞台を楽しんでましたので(笑)。
今回は生後4ヶ月のみのり同伴で11時から16時過ぎまでの長丁場、乗り切れるかどうか?!という要素もあったのですが、そこはまぁどうにかなるか…というより、どうにもならなければ諦めればいいやと腹をくくって行きましたがさすがに疲れ果てました。どっぷり夜型生活なので睡眠時間2~3時間、しかも暑かった分授乳回数は増えるし、一応他のお客さんにも気を遣うし。ややぐずりかけて何回かロビーに出ることはありましたが、お目当ての「外郎売」は最初から最後までちゃんと観ることができたし、途中で授乳も出来たので胸がはって痛い思いはせずにすみました。みのりってやっぱり外では頑張ってくれてるのかなぁ…。でもお腹の中で聞いていた音とは違うのか、ツケの音には驚くし下座音楽を特別楽しんでいるようにも見えないし…。さすがに「外郎売」は舞台上の役者さんの衣装が綺麗だったせいか食い入るように見ていました。あと、赤い色がよかったのか、提灯も凝視していましたね。
あれだけ通いつめた歌舞伎座ですが、子連れともなるとこれまた設備について色々な発見があります。ソファーの場所とか大きさとか、桟敷席の広さとか高さとか(どの程度の高さの場所に座るかが授乳のやりやすさに影響するもので)、ベビーカーは受付で預かってもらえるとか…。
次回はいつ行けるかわかりませんが、疲れ果てても久しぶりの歌舞伎観劇、やっぱりTVより舞台がいいです。海規がもっとわかるようになったら親子3人で安い席で楽しむことになるのかなぁ。
年末、チケットWeb松竹を覗くとまだ坂田藤十郎襲名のチケットが余っていたので、「伽羅先代萩」の乳母政岡役を観に今日か明日観に行こうかなぁ・・・なんて考えていましたが、不要な外出はなるべく避けたい時期。TVガイドを見てみるとNHK教育で19時から口上、「伽羅先代萩」、「曽根崎心中」が生中継されるし、明日はBS11で国立劇場の「曽我梅菊念力弦」が放送される!ということで、今月はおうちで暖かくして観劇することにしました。
ちなみにこれまでの胎教のせいか(?!)歌舞伎の放送を観ているとお腹の中でも動くところが不思議でもありおもしろいところでもあります。
見納めと言いながら・・・今日は歌舞伎座に昼の部を観に来ています。何と初桟敷~。観やすいし役者の細かい演技が見渡せるのでこれは価値がありますね。いつもケチって3階席なので、たまに高級な席で観ると有り難みがよくわかります。
(東桟敷席から)
臨月に入ると出来るだけ歩いた方がいいというので、うちに籠って近所のスーパーへ買い物に行く生活もどうかと思い、高麗屋親子の「天衣紛上野初花」を観にいきました。
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12月大歌舞伎、夜の部に行ってきました。やっぱり今月は“シック”ですねぇ。
親子共演の「重の井」。前回はお祖父さんと孫の共演を楽しみましたが、福助丈の視線が何とも言えずいい感じでしたね。「船弁慶」はこのバージョンははじめて観ましたが、より古典的で私は好きです。「松浦の太鼓」のことを考えると水曜に観に来た方が雰囲気は盛り上がったのかも・・・と思いましたが、まぁ仕方ないです。大締めにこの演目は何故?と思っていましたが、何となくスッキリ感のある終わり方かな??
京都で見納めだと思っていたのですが、ふとチケットWeb松竹を覗いてみると3階1列目に空席がちらほら…。まずは昼の部からチケットを取って観にいきました。演目発表時から感じてましたが、今年の12月大歌舞伎は何となく“シック”です。
昼の部で印象深いのは先月国立劇場で團十郎丈の代役を見事につとめて立役としての存在感が増している橋之助丈。殊に『弁慶上使』では細身の体を感じさせない“大きさ”が感じられました。
終わった後、歌舞伎座裏手のドトール近辺で知人と携帯電話で話していたら・・・目の前を亀蔵丈が通りすぎていきました。感想は一言、「でかい!」。
予防接種の後、体調もよさげだったのでその足で「ハリーポッターと炎のゴブレット」を観に行ってきました。今日はレディースデーとあって平日のお昼間なのに年配の女性を中心とした客層で結構混み混み。もちろんマスクをしての鑑賞です。おかしかったのはCG映像に隣の年配女性が反応して椅子から飛び出しそうになること。スクリーンよりも隣がビクッとする方がドキッとしました(苦笑)。
前評判は色々聞いていましたが、確かに4作目となる今回はこれまでよりも登場人物の心理面を深く描いています。印象に残っているシーンの一つはエンディングの前、ハーマイオニーの問いに対しハリーが「皆、変わるんだよ」と答えるところ。前作あたりから路線が変わってきて純粋に子供向け、という映画ではなくなってきた感がありますが、果たしてラドクリフ君は次作もハリー役を引き受けるのでしょうか??何はともあれ出産前に大スクリーンで観ることができて満足です。
南座の昼の部は10:30開演、16:15終了という長丁場。「女車引」にはじまり「夕霧名残の正月」、「義経腰越状」、「文屋」・「京人形」、締めくくりが「曽根崎心中」と盛りだくさんです。昨日は舞台むかって左の桟敷(歌舞伎座でいう西)からの観劇でしたが、今日は右(同、東)の桟敷からなので役者さんたちの視線の方向とバッチリ合う角度に。予想通り今日は扇千景さんも後援会デスクのところにシックな和服姿で駆けつけていらっしゃいました。東京の国立劇場などで何回か拝見していますが、議員のお仕事の合間を縫って必ずいらっしゃるようです。
昼の部の一押しは襲名披露演目の一つ、「夕霧名残の正月」。今回の襲名にあたり四代目藤十郎丈は「やつし」の演出として紙衣を新調しこの舞台でお披露目しています。短い舞台ですが和事のエッセンスが凝縮されていて、藤十郎丈のモットーである「身振りは心の余りにして」を体現するような存在感が舞台に溢れています。
唯一残念だったのが、南座ってセリがあがるときの機械音が舞台表に響くんですね。狭いからでしょうか?普段、歌舞伎座では3階の遠いところから観るため全くそんなこと気にも留めませんでしたが、桟敷ぐらい近くなるとせっかく舞台に集中しているところに機械音…「?!」と思っていると夕霧役の雀右衛門丈と黒子の姿が舞台にせり上がってきました(苦笑)。
35週…でも来年1月の歌舞伎座には行けない。というわけで、平成の坂田藤十郎改名/襲名興行を観に、京都南座へ行くことにしました。この際なので初南座、初桟敷席…を2日に分けて堪能することに。夜の部は先日歌舞伎座で観た「双蝶々曲輪日記 引窓」にはじまり、口上、襲名披露興行の「本朝廿四孝 十種香・奥庭」、そして舞踊の「相生獅子」、「三人形」で締めくくりです。
写真が撮れないのが残念ですが、口上の舞台背景が鞠などを模したモダンで華やかな模様で珍しいなぁと思いました(菊五郎丈も口上の際に触れていました)。すでに大名跡である「鴈治郎」からの改名・襲名ともあって今回の口上の舞台に上がった役者さんの平均年齢も高め。通常は芝雀丈、孝太郎丈、菊之助丈、松緑丈、といった花形の面々も必ず列座するところでしょうが今回は重鎮揃いで、ここ数年続いた襲名ラッシュの最後を締めくくる「大人の口上」という感じがしました。
夫が借りてきた「オペラ座の怪人」のDVDを鑑賞。劇団四季のミュージカルを先に観ていたので、映画がいかにミュージカルに忠実に作られているかがよくわかります。
私は四季の高井ファントム+佐野ラウルの方がよかったと思います。無論、ナマでステージを観ているわけですからその迫力や音は当然舞台の方がいいに決まってるとも思いますが、それでも四季の方がよかった。クリスティーヌはエイミー・ロッサムの可愛さと破綻のない声に軍配があがるでしょう。
DVDを観ながら「これ、観たよね」とか語りかけていたせいか、はたまた単なる気のせいかはわかりませんが、聞き覚えのある歌のシーンになるとお腹の中で動き回ります。お腹の皮が薄くなっているから音も聞こえやすいのかも(^^)
「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」。19日の先行上映に夜行くのも何ですから、丸の内ピカデリーの先売りでチケットをとって26日以降に行こうと思っています。夫に聞くと「人ごみに出かけるのは危ないから平日の昼間がいいんじゃない」。妊婦としての危機管理意識に欠けてますかね(苦笑)。確かに人が多いところ=風邪やばい菌がうつりやすい+危ない。平日に体調よければ観にいく、というスタンスで臨もうかと思っています。
團十郎丈に替わり橋之助丈が武智光秀を演じる「絵本太功記」。通し狂言だけあって武智光秀の心情を追う決め細やかな構成の筋となっています。大詰めの「尼ヶ崎閑居の場」も端場(はば)を丁寧に描いており、さすが国立劇場。「立役を志す者なら目指す役柄」(橋之助丈)という武智光秀。腹の大きさという意味では無論、キャリアの面で團十郎丈に軍配が上がるのでしょうが、さすが成駒屋の御曹司、橋之助丈の好演が光ります。以前芝のぶ丈がトークショーで芝翫丈は教え上手だと話していましたが(そのため芝翫丈に師事したとのこと)、本人の努力+血筋なんでしょうか。これを通しで観ることができてよかった、と思える舞台です。来月の「天衣粉上野初花」どうしようかなぁ…。
相変わらず歌舞伎観劇中はお腹の中でグルグル動き回るので、逆子にならないよう祈るばかり。夜の部は大ちゃんの鷹之助改名というお目出度い演目もあるのですが、今年の顔見世は成田屋、音羽屋、中村屋、といった華やかな名前がないある意味“渋い”興行でやや華に欠けるかなぁ…。
連獅子は動きが揃っているものしか観たことがなかったのですが、高麗屋親子のものは違っていました。子獅子の活気溢れるふり(染五郎丈)に対し、親獅子(幸四郎丈)の落ち着いた様。こういうのもありですね。
鷹之助丈は6歳とのことですが、堂々たるものです。初舞台からずっと見ていますが、さすが富十郎丈の子供。親子鷹というところですか。
歌舞伎にはよくお香が出てきます。「本朝廿四孝」や「仮名手本忠臣蔵」などは実際に舞台で香をたくシーンがありますし、児雷也では「蘭奢待」という東大寺正倉院に伝わる沈香が姉弟の証拠の品として出てきました。ちなみに「蘭奢待」は「加賀見山」にも登場します。
というわけで、「蘭奢待」とは何ぞや?と思って調べてみました。
「蘭奢待」は香木の名前です。光明皇太后が東大寺に献納したときは重さ13kgあったとされますが、今は長さ156cm、最大直径37.8cm、重さ11.6kg。歴代天皇や将軍たちが手柄のあった者に切り取って与えたためこのように減っているそうです。「蘭奢待」をもらった人として足利義政、織田信長、明治天皇などの名前が残っており、この3人のために裁断した跡が残されています。足利義満の時代から「蘭奢待」と呼ばれるようになりましたが、その理由は不明。「蘭奢待」のそれぞれに(“蘭”の字には門構えの中に“東”、“奢”の字には“大”が冠として、“待”の字のつくりは“寺”)隠されている字から、「東大寺」と呼ばれることもあります。
「蘭奢待」は中国の呉からの献上品であるとか弘法大師が中国から持ち帰ったなど諸説がありますが、事実は定かではありません。
つまり、「蘭奢待」を持っている役=功績のある家柄、ということから歌舞伎の小道具として用いられていると推察されます。
本田美奈子さんの急逝を知ったとき、ご冥福をお祈りするとともに白血病が治る病になってきたと思っていた認識の甘さにガツンとパンチをくらった感じがしました。すぐに思い浮かぶのが現在も闘病中の12代目市川團十郎丈。成田屋の公式HPに「成田屋通信」というのがあります。現在は不定期に更新される團十郎丈の入院日記になっており、病床から様々なことを考えて文章にしたためていらっしゃいます。
12代目の真面目な性格がにじみ出ているこのコーナーを時々チェックしているのですが、物事の考え方がより本質的なものへと向う様は命と日々向き合っているからでしょう。先日、醍醐寺薪歌舞伎の勧進帳が放送されていましたが、病を克服しじっくり体調を整えられてから、團十郎、海老蔵ならびに團十郎、坂田藤十郎の共演を歌舞伎ファンに見せて欲しいものです。
忙しそうだからチケットを取らずにいましたが、観劇欲にかられて戻りチケットをとってやってきました。大詰めの“火の粉四天”は歌舞伎を超えたダンス!菊五郎劇団の意欲的な演出が舞台で炸裂してましたね。
新橋演舞場というとかなり前に友人に誘われえてスーパー歌舞伎を観たのが私の初観劇でした。今日の菊五郎劇団の演出は毛色は違えども歌舞伎初心者も観劇歴の長い人も楽しめる、スーパー歌舞伎チックに見えました。
あと、宙乗りしていた菊之助丈の面差しがとても菊五郎丈に似てきたと感じたのは私だけでしょうか?十二夜といい児雷也といい、どうも菊之助丈の活躍目覚しく感じるのですが、これは何年後かの菊五郎丈の梅幸襲名+菊之助丈の菊五郎襲名を見据えてのことかもしれません。松竹が打ち出した襲名ラッシュは坂田藤十郎襲名で一段落するとのことですが、層の厚い菊五郎劇団の存在感を示した好舞台を観ることができてよかったと思います。
今月は早め、早めに昼夜と観てしまう予定です。顔見世なのに華やかさに欠けるのは致し方ないことなんでしょうか。でも高麗屋・播磨屋・天王寺屋・松嶋屋・京屋…と安定感のある面々による演目は初日明けて間もない今日でもさすがに魅せます。多分、夜の部の方が大ちゃん改め鷹之助襲名などがあって華やかなのかもしれません。あ、薄皮目出鯛焼きやバナナケーキなどが3階で販売されていますので、甘味好きな方で1、2階の良席の方は今月は3階もチェック必要かも。
ひょんな事から歌舞伎会主催、鴈治郎丈を囲む会に出席しました。場所は歌舞伎座の地下食堂「花道」。伝統文化放送のカメラが入る中、山川静雄さんの進行のもと、なかなか充実した内容のトークが繰り広げられました。今日の内容は伝統文化放送が11月30日の京都南座での襲名興行とあわせて特別番組として12月1日に放送されるそうです。

ちなみに坂田藤十郎襲名はいつからか・・・というと、11月25日に京都南座にて招き看板が出た瞬間からだそうです。前日24日にNHKのスタジオパークで鴈治郎名で最後の出演をされるとのことですから、25日付け、ということになります。
トーク内容の中で特に興味深く拝聴した部分を備忘録としてまとめておきたいと思います。
産後数ヵ月は観劇できないと踏んで、今のうちとばかりに平日廉価な席で歌舞伎を楽しみに今日は国立劇場に行ってきました。明日千秋楽だから今日は前楽。一番後方の席からでも七三どころか前から5列目ぐらいまで花道が見えるし、筋交いの宙乗りを十分に堪能できるのですから3階席は本当にリーズナブルです。
独立行政法人となってからは0歳児~の託児所が格安価格で利用できる国立劇場。恐らく観劇復帰はここからになるのかな。
加賀見山もよかったけど今月は夜の部の方がいい感じかなぁ…。「引窓」の菊五郎丈は本当によかった。この方、役によってというか私としては本当に失礼ながら“ムラ”のある役者さんなんですよね。鴈治郎丈の坂田藤十郎襲名前の最後の「河庄」はジャッキーがお休みでちょっと残念でした。何回も書いてますが鴈治郎丈、上方モノのぼんぼん役をやらせると天下一品です。今日はややお疲れ気味(声がかすれ気味)でしたが、250年ぶりという上方歌舞伎の名跡、坂田藤十郎襲名に向けて体調を整えていただきたいものです。
年初に鑑賞予定だったオペラ座の怪人。あべまきさんにチケットをお願いしてようやく初鑑賞しました。
感想を一言でいうと…ファントムの高井さんがとてもよかった+すごく久しぶりに観た四季のミュージカルはかなりレベル・アップしていた(でも女性陣は課題ありかな)。
続きを読む...今月の昼の部のメインは通し狂言「加賀見山旧錦絵」での音羽屋親子x玉三郎丈の共演。菊之助丈、本当に成長著しいですよね。貫禄すら覚える…。
女忠臣蔵と言われるとおり敵討ちのストーリーですが、耐えて自刃する中老尾上(玉三郎丈)より召使お初(菊之助丈)の方が演じていて楽しいでしょう。何故か玉三郎丈は初演から尾上役だけなんですね。玉三郎丈というと伽羅先代萩の乳人政岡が印象的ですが、政岡は千松を殺された後に自ら仇討ちして溜飲を下げるシーンで客席もホッとするわけです。中老尾上は恥辱を受けたことで自らの命を絶ち、弾正と局岩藤の悪事については手紙に託すだけ。もちろん玉三郎丈の耐える演技は珠玉ですが、どうもスカッとはしません。
ところで岩藤というと“骨寄せの岩藤”。菊五郎丈を見ながらこのストーリーの後日譚、「加賀見山再岩藤」を思い出しました。歌舞伎紹介本によく紹介されているケレンですが、本筋よりもケレンの方を先に知った身としては、歌舞伎って色々な焼き直しからヒットが生まれるんだなぁ・・・と再認識。
初めて東京Blue Noteに行ってきました。NYと大阪は何回か行ったことがあるのですが、どうもチャージなどのせいで敷居が高いのと、上京してからの仕事ドップリの生活が足を遠のかせていた感があります。とは言っても、自らセットアップしたわけではなく、夫のコネで行ったわけですが(苦笑)。
日増しに胎動が活発になる今日この頃、色々な音に反応するので今日はどうかな…と、まぁそれが楽しみの一つだったり。ステージが始まる前に流れる音楽でも複雑なコードのピアノ演奏に反応していました。おもしろかったのはステージと客席の掛け合いのところとか、リズムの裏をとるところで上手い具合に蹴ってくること。これは意外にもリズム感がいい子かも?!と密かに親馬鹿な期待を持ってしまいました。
今日のステージは4名の男女混声グループ、New York Voices。ラテンにも取り組むなどジャズと一くくりにはできないヴォーカル・グループですが、ピアノ、コントラバス、ドラムを基本としたシンプルな伴奏に自然体のヴォーカルが組み合わさった聴きやすい演奏でした。
頂き物のドレスデン展チケット。最終日にギリギリ滑り込みで観てきました。同じような人が多いと見え、西洋美術館にしては珍しく20分待ち。展示品は予想していたよりも多岐にわたり、集光鏡(太陽光を反射して物質を溶かし、その成分を分析するためのもの)や地球儀、振り子照準四分儀、といった自然科学の諸機器にはじまり、ティツィアーノ、レンブラント、フェルメールといった日本人が好きな絵画もあり・・・観に来てよかったと思える内容でした。マイセン磁器で有名なドレスデンの東西を流れるエルベ川。数年前に大氾濫が報じられていましたが、紹介ビデオを見ながらドイツにも再訪したいなぁと思いました。
10日から上映中の『チャーリーとチョコレート工場』。座席指定をとって今日観てきました。
ティム・バートンはエンディング以外、かなり原作に忠実に映画化していました。貧乏でも家族が第一…なんてちょっとクサイところもあるのですが、飽食や過保護(何でも1番でないと気が済まない、何でも欲しがる)、TV狂い、そして厳しすぎる躾、など子育てをする上で親に対する警告満載の内容。ウンパ・ルンパの歌をどう料理するかなぁと思っていましたが、ダニー・エルフマンの音楽はいい感じです。音楽にのってお腹のちびちゃんも動くかと思いましたが、一番大きく反応していたのはナッツ選別室(笑)。ベルーカ・ソルトがリスを捕まえに行って逆に捕まり、ダスト・シュート行きになったシーンです。
場内は大人ばかりで夫曰く、「続編も出てくるかも…。」どうでしょうね??
今日は昼の部を観劇。菅原伝授手習鑑「賀の祝」は2002年2月の通し以来。あのときのベストメンバーに比べるとやや遜色あるかなぁ…。あのときは梅玉丈(桜丸)、福助丈(八重)、左團次丈(白太夫)、吉右衛門丈(松王丸)、團十郎丈(梅王丸)、玉三郎丈(千代)、芝雀丈(春)、という豪華メンバーでしたからね。東海道中膝栗毛は何も言うことはありません。楽しむ舞台は何も考えずに楽しむものだと思いました(苦笑)。

久しぶりに3F西での観劇…見えない。お腹がそこそこ大きくなってきているので、通常前屈みで観る姿勢をとるのは辛く、体をねじって斜めで観るか、または舞台半分で諦めておくか。このジレンマの中での観劇でした。これじゃ3FB席の方がましだったなぁ…。
続きを読む...実は今回の軽井沢行きは1週間前に急遽決まりました。その理由がこの「市川門之助茶話会」。友人あべまきさんの関係で誘われたのが10日ほど前、宿泊ホテルがとれたのが1週間前。
会場のホテル鹿島の森のそばには御膳水もあり、本当に森の中での茶話会というわけです。
今日は通しで1、2部を観劇。

ざっと感想を述べると…お姫様役はやっぱりジャッキー(雀右衛門丈)の方が上かなぁ…。いつもハラハラしながら観る(失礼!)獅童丈、今日は頑張っていたんじゃないでしょうか?勘太郎丈は踊りが上手いですね。芝翫丈に教わっているだけに正統派という感じ。三津五郎丈vs.勘三郎丈が楽しめる「伊勢音頭恋寝刃」。ともに初役であれだけ魅せるのはさすがにこの2人という感じです。
蜷川初演出、菊五郎劇団…と聞いても今一つ期待感が盛り上がらなかったのがこの7月大歌舞伎。でも実際に観てみるとそういう懸念はどこ吹く風。時間の制約の中で上手くまとめています。キーワードは「真実を映す鏡」でしょうか。
続きを読む...先月に続き今日は澤瀉屋一門による「義経千本桜」を観にいきました。毎回解説では高校生を舞台に上げるのかと思っていましたが、今日は春猿丈と笑三郎丈の掛け合いでの説明の中で客席を使って大向こうをかけるだけで小道具を使ったりはしませんでした。ケレンのオンパレードの舞台を鑑賞するわけですから、使わない小道具の説明をしても効果はないですよね。
続きを読む...通し観劇が無理なので、千秋楽の今日は昼の部を観てきました。
昼の部のメインは何といっても「恋飛脚大和往来(こいびきゃくやまとおうらい)」。上方モノに積極的に取り組む染五郎丈を楽しみにして行きましたが、正直、肩に力が入りすぎ。もっと自然に演じた方が若い忠兵衛が引き立つと思うのですが…。対照的に仁左衛門丈はとてもよかった。「封印切」の八右衛門も二枚目役者が演じると嫌味な台詞の中にも救いが・・・あるようにうつるのは役得。「新口村」の孫右衛門は幕切れにかけての切ない表情を見入っていると、ふと勘三郎丈の「伊賀超道中双六 沼津」の平作役を思い出しました。全く脈絡なく関係ない演目なんですが、感情移入が本当に素晴らしかったのです。仁左衛門丈に対する先入観が打ち破られた瞬間でした。
他には「輝虎配膳(てるとらはいぜん)」をはじめて観ましたが、秀太郎丈、積極的に三婆役をこなしていきますね。今回の越路よりは見慣れた微妙の方が上手い!と思ったかな?「素襖落(すおうおとし)」は安心できる配役だったのでゆったりと観ることができました。
知人絶賛のこの作品、松竹の上映館とあって歌舞伎会カードで1000円で鑑賞してきました。この映画、きっと大スクリーンで観た方がいい!と思ったので丸の内ピカデリー2まで行きました。年配のカップルが多くてすこし意外な気もしましたが、日本人の感情に受け入れられる筋ですね。結末は見えていたのですが、果たして宗教観との兼ね合いでどう落とすか?と思ってそちらの描き方に関心がありました。
映画館でエンドロールを見てはじめて気付きましたが、イーストウッド自身、作曲もしているのですね。息子も音楽で参加しているようですが、改めて多才ぶりを見せ付けられた気がします。すでに20本を超える作品の監督をしているイーストウッドの全ての作品を観ているわけではないですが、本作品は品のある米映画でした。
体調など鑑みると昼夜通しでの観劇は相当つらいので、今月からは1日に1部にすることに。まずは吉右衛門丈初役で楽しみな「盟三五大切」。「盟三五大切」は残念ながら吉右衛門丈もまだ探っているように見受けられました。小万の首を前にお茶漬けを食べるシーンなどで吉右衛門色を出そうとしているのでしょうが。でもこの演目、きっと今の歌舞伎役者の中で吉右衛門丈が適役だと思うので、もう少しこなしてもらいたいものです。
この演目、どうしても警部補古畑任三郎の「動く死体」で堺正章演じる中村右近が楽屋でお茶漬けを食べるシーンを思い出してしまう…。
7月の大阪松竹座での勘三郎襲名興行に先立って6月29日に行われる恒例の「船乗り込み」に際し、一般の参加者も募集中です。
帰省時期と重なるなら絶対応募していたんだけどなぁ…残念。淀屋橋から戎橋までを約1時間かけて移動するようです。お天気がよければいいですね。
歌舞伎鑑賞教室に来ています。歌舞伎座の3階席とは雲泥の差と言える見やすさ。丁度真ん中なので花道も半分くらい見えます。1階は都立青山高校の生徒さんだらけで賑わっています。

邦画は「はずすかなぁ・・・?」という懸念をぬぐえず。劇場の予告編でHydeと成宮くんに惹かれてた「下弦の月」と間違えて先に常盤貴子の「赤い月」を借りてしまったので両方観ることに。結論、「この手の邦画はTV放送を待つべし」。と言ってもいつ放送かわからないから借りてしまうわけで・・・。
続きを読む...
平日の夜に観劇できるなんて仕事をしていたときには考えも及ばなかったこと。夫とは現地集合で桜姫を観にきました。桜姫というと2004年7月歌舞伎座での玉三郎丈と澤瀉屋一門による昼夜通し狂言「桜姫東文章」、2004年4月琴平金丸座での吉右衛門丈、魁春丈らによる「再桜遭清水(さいかいざくらみそめのきよみず)」と二回観ていますが、正直なところ「何故コクーン歌舞伎で??」とも思う演目。私としては福助丈が活きる役だと思えなかったしドロドロの内容を勘三郎丈という大きな華なくしてやるには暗すぎる筋だからです。
続きを読む...どうやら私は歴史モノが好きなようでして、長丁場の映画にも関わらず飽きずに観ることができました。ブラピ(Achileus アキレス役)は肉体改造しただけあって、アメリカ人の顔をしたギリシャ神話の戦士ぶりがすっかり様になっています。ピーター・オトゥールも出ており、懐かしい感じ。
あ、ちなみにトロイ戦争は史実か神話かについて、未だに定かではありません。とにかく映画はホメロスの叙事詩「イリアス」を元に書かれたものですが、そこは映画。大筋は描くものの細かい箇所は修正されています。
動物モノには涙腺が弱くなってしまいがちですが…。前半、やや冗長な感じもしましたが、見事に泣かせてくれました。競走馬の怪我というとテンポイントが頭に浮かぶのは世代でしょうか。ディープ・インパクトの圧倒的な強さを見ながら同時にその裏表にある「怪我=安楽死」という運命を考えては、レースに出場する馬たちが怪我をしないように…と心から祈ってしまうのは、子供の頃のテンポイントショックのせいでしょう。
ローラ・ヒレンブランドの原作をもとに映画化。ノンフィクションなんですよね。見事なのはウォーアドミラルとの一騎打ち、そして靭帯を切ってしまったSea Biscuitと不慮の事故で足を12箇所も骨折したジョッキーの一人と一頭の復帰レース。古き良きアメリカ魂が描かれた作品です。
好きな人は好きな映画なんでしょうね。1時間を過ぎたあたりから持ち直しましたが、前半に様々な死者が蘇るシーンは、余りにも色々なケースを描きすぎて、キャストが欲張りすぎて・・・ちょっと冗長な気がして飽きそうになりました。どれが悪いというわけではないのですが。LUIのコンサートシーンも3曲歌わせるよりは「月のしずく」で押してもいいと思えるし。全体が欲張りすぎて、てんこ盛り。
切ない顔が抜群な竹内結子がショートヘアで、何となく時の流れを感じてしまいました。
asariさんのところで見つけて、私も行ってきました。福助丈と松岡和子さんのプレトーク。福助丈が中味の濃い話をされたので詳しく残したいところですが、夫がやるといってますから私は印象に残ったことだけ備忘録として書いておきます。
続きを読む...土曜日初日だった文楽5月公演。最前列で第一部を鑑賞しました。2作品ともに歌舞伎でもよく取り上げられる演目ですが、特に「冥途の飛脚」は来月の歌舞伎座で染五郎丈・孝太郎丈コンビに仁左衛門丈という顔ぶれで演じられるので、まずはオリジナルから拝見。
続きを読む...初めて劇団四季を観にきました。四季にとって「思い出に彩られた作品」という「思い出を売る男」。小劇場での興行で華やかな作品ではないですが、劇団四季がどれだけこの作品を大切に思っているのか、役者の想いがこもった舞台でした。作品で魅せるというよりも人々の想いの結集が暖かな舞台を作り上げている感が強いです。明日が千秋楽です。

久しぶりに俳優協会ニュースを見ると、5月29日にNHK古典芸能鑑賞会というものが開催されるそうです。
目を引いたのは第2部の船弁慶。初演(明治18年)から120年の記念として上演されるというこの演目の出演者は、中村富十郎丈、中村吉右衛門丈、中村梅玉丈、中村玉太郎丈、坂東亀三郎丈、中村種太郎丈、中村吉之助丈、中村東蔵丈、中村歌昇丈、中村信二郎丈、中村大丈に東音宮田哲男・杵屋五三郎社中・堅田喜三久社中。確か富十郎丈って一世一代の興行中に倒れたっけ…と思いつつもこの豪華な顔ぶれ。見ないわけには行きません。
夫にe+でチケットを頼んでもらうとすでにss席はないそうです。興味のある方、お早めに。
劇団☆新感線の舞台を見損ねていた「阿修羅城の瞳」。映画公開初日の今日、丸の内ピカデリー2で見てきました。
初回上演の後に舞台挨拶があったため、プレスがわんさか。一般客も皆一様にカメラ持参でした。でも私が見た2回目の上演は空席も結構あり…興行成績はどうなるんでしょうかね?
このところ図書館で中村屋の本を借りて読み漁っています。
歌舞伎役者でカーテンコール、というと18代目勘三郎丈の顔が浮かびますが、「中村屋三代記―小日向の家」にそのカーテンコールの話が出てきました。
続きを読む...千秋楽の前日のチケットを運よく入手できたので、シアターコクーンに観に来ました。舞台のセットは無機質な階段と長短の鉄製の階段。役者さんたちは体力勝負ですね。
続きを読む...今月夜の部の「野崎村」は田之助丈(72才)が一番若いという人間国宝のオンパレード。イヤホンガイドの塚田さんが「豪華この上ない」と称する気持ちはわからなくはないですが・・・。
続きを読む...夫が応募した国立劇場の伝統芸能講座「歌舞伎」に当選したので、今日は江戸関連の研究をされている法政大学教授、田中優子さんを講師とした「浮世柄比翼稲妻」の「吉原仲之町の場」についての講演に参加しました。
続きを読む...新橋演舞場の「寿 新春大歌舞伎」に行ってきました。昼・夜ともに3作品で2つ目の演目は舞踊という構成。2代目尾上右近襲名、團十郎丈の復帰+8ヶ月ぶり東京公演(海老蔵丈もですね)、等など話題性満載の内容です。
明日から仕事始めですが、半ドンということもあって半日休みを頂き新橋演舞場の新春大歌舞伎に行きます。チケットWeb松竹ではじめて取ったチケットですが、歌舞伎会特別会員のチケット販売開始日に歌舞伎座での観劇が入っていたため、急遽登録したアドレスとパスワードをもとに携帯メールからアクセス。ところがコンピューターは花道の見える席(歌舞伎座の東のところ)を全く表示してくれなかったので3階B席のかなり後ろの方になってしまいました。でも人気のある興行ですし、観る事ができるだけでもラッキーと思わないといけませんね。
図らずも自分がどこに座るのかは2日にすでにチェック済みなので(苦笑)、久しぶりの演舞場での観劇を楽しんで来ようと思っています。
ハプニングはあったものの、今年の観劇スタートです。今日は何といっても初役続きの幸四郎丈と安定した吉右衛門丈の高麗屋・播磨屋兄弟。特に幸四郎丈の「魚屋宗五郎」は初役とはいえ予想通り、さすがに上手いです。ただ、妹の名前は"お蔦"なんだけどなぁ…(苦笑)。これも初日のご愛嬌でしょうか。
<追記>
夫も夜の部から観劇できました。今日は双眼鏡も忘れずに持ってきていたので睨みを堪能していた様子です。
今日から観劇開始!!というわけで何故か体調が悪いという夫が気掛かりでしたが、時間ギリギリまで様子をみていて寝たら治りそうだったので、独りで新橋演舞場へむかいました。着物姿の女性が「何故あの速度で歩けるの??」というぐらい早足で演舞場に向うのを横目に到着。イヤホンガイドを借りて3階席に駆け上がると、すでに後5分で開幕のアナウンスが流れています。急いで座席に行くと先客?!が・・・。自信を持って「あのぉ・・・こちらの席・・・」と言いながらお互いチケットを出してみると・・・私、1月4日の観劇でした(泣)
続きを読む...日生劇場に「ロミオとジュリエット」を観に行きました。はじめてナマで見た藤原君は頭が小さい!!活舌もよく、「上手い」と言われているのがよくわかりました。
舞台は白黒のモノトーンを基調として、光で表情を付ける演出でしたので、役者さん達の全身の演技が際立ちます。客層は大半が10代、20代でしたが年輩の方もちらほらいらっしゃって、老若男女揃っていました。私達は「老」の方でしたが・・・。
今日は来月3日まで開催の「大兵馬俑」展に行きました。「俑」とは金属、あるいは陶器で出来ている人形のことで、これまでに中国の西安で約8000体もの兵馬俑が発掘されています。

昨日、松濤美術館で開催中の「華麗なるペルシャ絨毯の世界」展に行き、講演を聞いてきました。これまではペルシャ絨毯は高価なもの、というイメージしかなく、その起源がイランだということすら認識していませんでしたが、講演はとても興味深い内容でした。
(紡いだ糸を結んで絨毯は出来ていく)
続きを読む...土曜は歌舞伎に行きましたが、何と言っても勘九郎丈。大喜利なんてサービス満点、重鎮又五郎丈まで登場して、役者さんのみならず、舞台に関わる人たちや観客も皆、勘九郎丈のことが大好きなんだなぁと感じた舞台でした。観ることができてよかったと思います。
詳しいことはわじゃさんとか龍の目さんとか、ふくさんとか、本当に色々な方が書いていらっしゃるので、ご興味のある方はそちらをどうぞ(^^) でもみんな良いって言ってるでしょ?!(お昼の部についてはasariさんの記事がよいかもしれませんね)
せっかく体調が小康状態を保っているので、週末フルで外出をしないようにしながら体力温存を図っております。そういう週末(=家で過ごす時間が長めの週末)は夫がビデオやDVDを借りてきてくれます。今週末も日曜は遠出をしないということで借りてきたのが「たそがれ清兵衛」と「青の炎」。
続きを読む...このブログにいつもコメントを残して下さる、秋山さんが教えていらっしゃる教室の生徒さんたちの作品展示会が、今月25~30日まで渋谷のTepco電力館2Fで開催されています。今日はその作品展におじゃましました。
今日は歌舞伎座に来ています。ウルトラマンになりたい、初代片岡千之助ちゃんの初舞台興行の後、席を立ったら皆まだ席に座ってる・・・?! また席に戻るとほどなく、文化の日の今日、宮中で拝授した中村雀右衛門丈が挨拶をされました。直前までの、2000年生まれのかわいい舞台から一転。歌舞伎界の最重鎮、大正9年生まれの登場。実に80歳の年齢差です。
(ウルトラマンをモチーフとした初舞台祝いの花々)
続きを読む...今朝ニュースを見つけたのに記事にするのが遅れました。勘九郎丈、第52回菊池寛賞を受賞されましたね。来年、大名跡の"勘三郎"を継ぐ前の受賞、お目出度いことです。
続きを読む...團十郎丈、復帰されましたね。「死も覚悟したけれどこうやって浮世に戻ってこられて・・・。」と記者会見をされ、パリに旅立ちました。体調に留意しながら無理せず歌舞伎座に戻って来られる日をお待ちしたいと思います。あの記者会見の前にかぶっていたニット帽、海老蔵丈に借りたのかな?
雨の中、10月大歌舞伎に行ってきました。いつも通り昼夜通しで観ましたが、今月は味のある演目がずらりと並んだ、そんな月。演目の中では父、松本白鸚丈の23回忌追善狂言「井伊大老」を息子松本幸四郎丈が好演。でも観客席はこれまでに見たことがないくらい空席が目立ちました。
続きを読む...俳優協会ニュースで見て「いいなぁ、いいなぁ・・・」と1人で言ってる「大阪松竹座の若手勉強会」。
第33回俳優祭で上演された映画『奈落~歌舞伎座の怪人』、それにですよ、「平成中村座ニューヨーク公演をふりかえって」として、中村座の面々による座談会まであるんですよ。それで税込5,000円!平日だから絶対無理なんですけど、いいなぁ・・・誰か行くことができた人、教えて欲しいナァ。
子供と動物にはかなわない、と言ったのはCM業界だったでしょうか?成駒屋の人数がまたまた増えました。中村宜生ちゃん、10日で3歳になったばかりです。口上ではどこまでお辞儀をすればよいのかわからない様子でしたが、そこはご愛敬。場内爆笑でした。
続きを読む...納涼歌舞伎の第二部の目玉は「蘭平物狂」。この演目は現松緑丈の襲名興行で初めて観て、花道に三間梯子を立てたタテの迫力に「ほぅ~」と感動して以来。今回は芸達者な三津五郎丈が蘭平としてどう大立ち回りを演じるのかが観たくて、東の"い"の列を確保。居眠りしつつも、しっかり花道のタテを堪能しました:-p
(東い列‐8,9ってこんな感じです)
続きを読む...第一部の「蜘蛛の拍子舞」では黒子さんが大きな蜘蛛を実に器用に扱っています。役者さんがかすむくらい上手い!馬役の役者さんにはお手当てが出るそうですが、この蜘蛛役の黒子さんにもお手当てならぬボーナス出すべきだなぁ・・・。
続きを読む...「東海道四谷怪談」というとお岩さんの怪談話、とくるのですが、私が一番初めに購入した「ファンタジックワールド歌舞伎」という本に載っているケレン(外連)のほとんどが網羅されている、実は観客が歌舞伎の舞台仕掛けを存分に楽しむことのできる演目なんです。そしてあらすじは、床本の名作「仮名手本忠臣蔵」の塩冶家・高家の筋の者が絡む内容。当時起こった神田川で戸板に打ち付けられた遺体が見つかった事件を織り込んだ南北ならではの発展バージョンなわけです。
途中でこの演目には出演していない染五郎丈が幕引きの合間に舞台番としてカットされている「三角屋敷」の筋を説明するというのもご愛嬌。というのもここを上演すると帰れなくなるくらいの長丁場になるからだとか。
続きを読む...寝不足にも関わらず、今日は丸一日歌舞伎座に籠ってました:-p案の定、1部と2部は居眠りしながらも我ながら感心するのは"ここ"という場面では起きていること(苦笑)
納涼歌舞伎は毎年3部目が人気ありますが、今年も勘九郎丈を中心とする平成中村座チームの凱旋興行+三津五郎丈が気をはく興行だったと思います。3部は居眠りすることなく全部観ましたよ:-)でも終了時間が22時前(大体21:47~48だったかな)なので、結構長丁場でした。
本当に贅沢なデビューです。なんといっても海老蔵襲名披露を松竹座で、1等席前から2列目で観劇ですから。これも夫の成田屋後援会のお力。おかげで親孝行できました。
続きを読む...義経千本桜の四の切り、「川連法眼館の段」は右近丈の佐藤忠信・狐忠信。この演目は最近では松緑丈の襲名、菊五郎丈、梅玉丈・・・と様々な役者さんが演じており、音羽屋の型と澤瀉屋の型がありますが、私は舞台装置をふんだんに使う澤瀉屋の型が好きです。(3階席だから宙乗りが好きなのかなぁ・・・)。
続きを読む...桜姫・清玄・破戒僧・・・と聞くと、清玄桜姫物。4月の四国こんぴら歌舞伎大芝居を思い出さずにはいられません。清玄桜姫物に共通するのは清水寺の高僧清玄が桜姫の容色に迷い、堕落して殺され、その執念が姫につきまとう内容。
こんぴら歌舞伎とは異なる清玄桜姫物でしたが、仁左衛門丈vs.玉三郎丈コンビで人気を博した演目だったのですね。お姫様がべらんめぇ言葉に変わり、最後はまたお姫様に戻る、玉三郎丈ファン垂涎の演目でしょう。
続きを読む...猿之助丈は30年以上も7月の歌舞伎座興行に座頭として出演されていたんですね。残念ながら病気療養中というわけで、今月は松竹も智恵を絞ったのでしょう。玉三郎丈を座頭とし、猿之助一門と清玄・桜姫ものの中から「桜姫東文章(さくらひめあずまぶんしょう)」を昼夜通しでやりました。しかも値段をいつもよりおとして・・・。
明言しますが、この「桜姫東文章(さくらひめあずまぶんしょう)」は通しで観ないと筋がわかりません。もちろん南北モノはに限らず、歌舞伎の演目には登場人物が入り組んでいて分かりにくいものが多いですが、黙阿弥の「三人吉三廓初買(さんにんきちさくるわのはつがい)」や「青砥稿華紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ」などは"決め"の場があるため、そこだけ公演してもそれなりに楽しめます。でも「桜姫東文章(さくらひめあずまぶんしょう)」は夫から「昼の部はずっと夜の部の筋書きを読んでいて、何やってるの?」といわれるくらい、筋書きを読みました。
続きを読む...チケットが取れず断念した俳優祭をTVで観ました。想像通りのハチャメチャぶりが伝わってきます。何よりNHKのアナウンサー、仕事と言うより楽しんでましたね(笑)
連鎖劇『奈落~歌舞伎座の怪人』が観たくて録画したんですけど、オンタイムで観てしまいました(笑) 。
続きを読む...引越しで忙殺された5月、6月ももう中盤。ヤフオクで入手したオランダ・フランドル絵画展は7月4日までということで、今日の午後行って来た。
(フェルメール「画家のアトリエ(絵画芸術)」1665年~66年)
続きを読む...昨日は昼の部、今日は夜の部、と2日連続で歌舞伎座に行ってきました。團十郎丈が休演状態とはいえ、大顔見世という陣容。さすが市川宗家の襲名披露公演は桁が違うようです。
続きを読む...とうとう11代目海老蔵丈の襲名披露興行を観にいった。初日の口上及び特集番組を観て臨んだが、やはりナマに限る。成田屋後援会のおかげで3階"い"の列、つまり最前列のチケットをとることができたので、花道も中央ぐらいまでは見ることができて満足。
続きを読む...夫がバッチリスタンバイしておいて、5月1日、とうとう11代目海老蔵襲名興行の口上と関連特集番組、スカパーで観ました。ずらりと並んだ幹部役者、これで口上は20分で終わるわけない!夫は途中で必死で録画時間の延長を試みていました(笑)
続きを読む...夫が『ハルク』と『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』のDVDを借りてきたので夜更かしして見ている。『ハルク』はふ~っと観て(笑)、今は『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』。
何かの映画を観たときの予告編から気になっていた『猟奇的な彼女My Sassy Girl』。邦題がすごいなぁ・・・ホラーでもあるまいし・・・とタイトルからして気になる作品でしたが、やっと本日自宅で夫とDVDを鑑賞しました。
続きを読む...今朝は金丸座のそばにあるこれを観に来ている。藤娘の衣装や着到板、記念乗車券、まねき看板・・・色々なものをゆっくり至近距離で眺めることができる。静寂な雰囲気。(つづく)

金丸座でテキパキ働いているお茶子さんやスタッフの方々はここで昼食をとっていらっしゃった。皆、さぬきうどんのかけをお盆に乗せているのを見て、「やっぱりねぇ」と思った:-P
今日は待ち望んでいたこんぴら歌舞伎の日。琴電琴平駅に降り立つと、町中至る所にこんぴら歌舞伎の旗とポスターが飾ってあり、一種のお祭りムード。私たちは魁春丈が宙乗りをする「羽衣」のある第二部を鑑賞することにした。
(金丸座へ向う)
続きを読む...4月大歌舞伎夜の見所は河竹黙阿弥の通し狂言、通称『白浪五人男』(青砥稿花彩画 あおとぞうしはなのにしきえ)。弁天小僧に勘九郎丈、南郷力丸に三津五郎丈。面白くないわけがない。
この演目は花道が見えないと楽しみが半減するので、東いの7,8番をゲット。こんな感じで花道が見通せる。
続きを読む...4月大歌舞伎は勘九郎丈に三津五郎丈、仁左衛門丈・・・と人気役者勢ぞろいの舞台の中、上方役者の典型的な二枚目、仁左衛門丈が『義経千本桜』で平知盛役に初挑戦。細面の優男という感じの仁左衛門丈が碇知盛をどう演じるのか全く想像できなかったが、全くもって見事な立役ぶり。
私の中で碇知盛は吉右衛門丈のように恰幅のよい役者の方が貫禄があっていいという先入観があったが、確かに『義経千本桜』の舞台は全て関西。本場上方の立役にとっては本領発揮、とくるはずだが実際のところ今回が初役とのこと。
観劇歴の浅い私でも5回以上は碇知盛を観ているが、何とも立派な知盛だった。血糊がいつもより沢山ついている衣装のような気がしたのだが:-Pそれもご愛嬌。ところで、福助丈の義経がよかった。番町更屋敷では美しいお菊を演じていたが、一転、品があっていい感じだった。こういう意外な組合せの演目も歌舞伎の奥深さ、楽しみ、といえるだろう。
人気ドラマ『白い巨塔』で浪速大学第一外科医局長、佃友博役を好演している片岡孝太郎丈。3月大歌舞伎では『大石最後の一日』のおみの役、『義経千本桜』のお里役、と2役を好演。どちらもラブロマンスの悲しきヒロイン役だ。どうしてもTVの影響が強く、ドラマの白衣姿が焼きついているのだが、舞台では気丈なおみの、おキャン(死語?)なお里と演じ分けており、楽しそう。
もともと上方の人なので歌舞伎座よりも松竹座での出演が多いが、来月は『川床』の小春、『油地獄』のお吉、と大役に挑む。ドラマ撮影も終わったから本業に本格的に復帰したということか。
3月大歌舞伎の『義経千本桜』。いがみの権太役を二枚目の仁左衛門丈がやるというのが私としては不思議だった。しかも上方の型でやるという。これまでは江戸の型での上演しか観たことがなかったのでどんなものかと興味津々。
続きを読む...3月大歌舞伎について数日エントリーをアップせずにいると8日日経新聞夕刊に演劇評論家の記事が掲載され、世の中似たことを感じる人がいるものだと思った:-p
続きを読む...今日は月1回の歌舞伎鑑賞日。座席はここ数ヶ月の定番になっている一幕見席の手前、3階"わ"の列。一番後ろの席。今月から歌舞伎鑑賞のBlogを書くときにまとめて書かずに、気になった演目を取り上げて書いていくという「LA DOLCE VITA」のわじゃさんや「Oh!江戸 落書き帖」のふくさんのような手法に変えていこうと思っている。
続きを読む...今日は2月大歌舞伎。チケット取りは夫に任せたので3FBの"わ"列という一幕見席の手前、一番高い場所からの鑑賞だった。今日の見所は何といっても夜の部の『三人吉三巴白浪』の通し。
(旗が下がってしまっている:-p)
続きを読む...今日は歌舞伎座に行ったのだが、俳優祭のパンフレットはまだ刷り上っていなかった。俳優協会ニュースによると今年の俳優祭(第33回)は仁左衛門丈、勘九郎丈、梅玉丈が担当理事らしい。襲名を控えている成田屋は出ない模様。
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