December 06, 2003

おやすい特等席で時代劇をみる [歌舞伎]

今日は国立劇場.2000円で花道七三脇のこの席.(動画: 1.3MB, 15sec) ちょ~お得といえよう.

解題名は「二蓋笠柳生実記

一言で感想をいうなら,柳生モノの時代劇をみたという印象.
あと一言,付け加えるなら,世話物の老婆役だけではなく,天下のご意見番をも堂々とこなす人間国宝・澤村田之助丈の芸達者さへの尊敬かな.

あらすじは,将軍家剣術指南・柳生家の子息ながら,二枚目で剣を好まない柳生又十郎が,一念発起して剣術を身につけていく成長過程を描いた娯楽大作.(ってこれじゃぁ何が楽しいのか判らないなぁ:-p)

菊五郎丈が又十郎役,11月の顔見世で一時休演した富十郎丈は又十郎に柳生新陰流を伝授する磯端萬蔵役,田之助丈が天下のご意見番大久保彦左衛門役だ.

富十郎丈が動きがない役,田之助丈が元気なご意見番という好対照が象徴的だった.狙ってるのか,富十郎丈の体調が全快してないせいなのか,,,

私は純粋にテレビで時代劇をみるように柳生モノを楽しませてもらった.東京では半世紀ぶりの上映とのことだかそんなことは意識させないこういう肩の力を抜いた歌舞伎の見方もたまにはいいものだ.実際,江戸っ子はこうやって芝居をみてたのだろうし.

芝居もさることながら,今回はイヤホンガイドの藤野穣氏の柳生家 及び 新陰流の関連解説が「へぇ」の嵐だった.

無刀流=真剣白羽取り=活人剣=遠当て

との解説をきいて,NHK大河「MUSASHI 武蔵」で藤田まこと演じる柳生石舟斎の台詞がやっと腹におちた.

岩波文庫「兵法家伝書」は求めて積読かな.

Posted by pshige at December 6, 2003 04:22 PM | トラックバック (0)
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