May 03, 2005

襲名披露三ヶ月目 [歌舞伎]

十八代目中村勘三郎襲名披露 五月大歌舞伎初日を観て来た.襲名披露も歌舞伎座三ヶ月目だ.

昼の部は,「弥栄芝居賑 猿若座芝居前」かな?

どうして5月公演だけ口上がないんだろうと思っていたのだが,この演目は口上そのものだった.口上は緋毛氈の上に幹部連中が居並ばないでもしっかりしたものができるのだというのが大きな発見.
依然中村雀右衛門丈の声が全然出てないのと,右花道に居並ぶ女伊達の殿 片岡秀太郎丈の足がぶるぶる震えていたのが気になった.今歌舞伎は日本中あちこちで掛かるので体調が相当悪くても休んでられないのかも知れない.

昼の部は「車引」「髪結新三」もいいが,襲名披露は口上にあたるものがないとね,ということで「弥栄芝居賑 猿若座芝居前」がお勧めということにしておく.

夜の部は,やはり「野田版研辰の討たれ」

歌舞伎を見始めた頃に,VTRでこの演目を見て,これは歌舞伎なのだろうかと思ったのが懐かしい.All About Japan歌舞伎の今は亡き「掲示板」で質問したところ, 議論が沸いたのも懐かしい.過去アーカイブから掘り出すと,これだ.当時なんのことだろうと思った書き込みも今ではすんなり実感できる.「歌舞伎の範囲」についての皆さんの定義によると全員この演目は歌舞伎となる様子だったのが当時意外でもあり興味深かった.

DVDも出ているが,劇場で見ることをお勧めする.当月歌舞伎座は今となっては絶望的に厳しいので,7月大阪松竹座を狙うのがよいだろう.

Posted by pshige at May 3, 2005 11:33 PM | トラックバック (0)
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